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お見送り   

今日は、夫の運転で札幌に帰る次女を羽田まで見送りにいった。
時間があったので、東京湾アクアラインを走って「海ほたる」までドライブ。
あいにく駐車場が満車だったので立ち寄らずに引き返したが、車窓から海を眺めることが出来ただけで満足。
日曜日だというのに渋滞とは無縁の気持ちのいいドライブだった。
「彼の車に乗って、真夏の夜を走り続けた~♪」(ゼンゼン違うか・苦笑)

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途中、スカイツリーが見えた。

どこまで、空に向かって伸びるのだろう。




次女のこの夏の滞在は2週間。
平日は○ヶ関の住人だったし、土日は友だちと会うため出かけていたので、ちっとも遊んでもらえなかったよ(苦笑)

札幌へ向かう次女を見送るのは、これで何度目だろう。
初めて見送ったのは、入学式に向かう4年半前。
平日だったので夫に車で送ってもらうわけにはいかず、調布駅北口のロータリーで見送った。ここから、羽田行きのバスが出ている。

「お母さんより私の方がずっと寂しい。お母さんはお父さんやお姉ちゃんやおばあちゃんがそばにいるけど、私は誰ひとり知ってる人のいないところへ行くんだもの」
そう言う娘に向かって、「寂しい」とは言えなかった。

娘を乗せた羽田行きのバスが発車すると、思わず涙が溢れそうになったけど、こらえた。
だって、娘のほうがずっと寂しいのだから。

そのときの心情を綴ったものが、朝日新聞の「ひととき」に載った。
6年間の投稿生活で採用されたものはそこそこあるけど、私としてはこれが一番好き。

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by masayama-chan | 2010-08-29 20:57 | Comments(6)

Commented by としちゃん at 2010-08-29 23:29 x
この投書は私にとっても懐かしいです。
マサさんの心情が良く伝わってきましたもの。
最後のフレーズが好きですね。
お嬢さんはすごい強い思いがある人なんだなぁと感じましたよ。

あの歌は、平山三紀でしたっけ?
こちらもあの鼻声のような歌い方が懐かしいわ。
Commented by さと at 2010-08-30 19:57 x
あぁ~この投稿はすごくよく覚えていますよ。
紅蓮さんのところでも読ませていただいたのかな?
この最後の夢はかなえるもの!という言葉は実感した人でないと出てこないわね。
それだけの努力が実ったんですものね、素晴らしい。

私9月に一人旅するのですが駅近くの大学を散歩しようと計画してるんですが多分同じね(笑)
楽しみにしてるのよ♪
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2010-08-30 22:49 x
行間に寂しい思いが見え隠れするでしょ?(苦笑)
でも、この文章を書いているうちに気持ちが落ち着いたんです。
書くことで、自分の気持ちを客観的に見ることができるのかも知れませんね。

そうそう、平山三紀でした。
ドライブというと、なぜかこの曲が思い浮かぶの。歌詞はよく覚えていないのだけど。
Commented by さとさんへ(マサ) at 2010-08-30 22:54 x
まぁ、さとさん、よく覚えているの?けっこうビックリです。
ということは、この投稿が掲載される前から紅蓮さんとは親交があったわけね。なるほど(ひとり納得)

9月に一人旅ですか。まぁ、羨ましい。
誘惑されないように気をつけてね(笑)
Commented by 紅蓮 at 2010-08-31 11:11 x
この文章は何度読んでも、よいわ。じーんとするわね。
母としては、巣立ち行く子どもを見送るのは、とても嬉しいことだけど、さみしい瞬間でもありますね。
私のブログのどこに載せたかなあと調べてみたら、ありました。実はこの時は、いろいろ許可を得てのせたけど、それ以後は、全然許可を得ないでいろいろ載せちゃっているの。ここだけの話し。(汗)

http://blog.goo.ne.jp/pko-miwa/e/5d5284484ab9fef8dd3a2c0779991288
Commented by 紅蓮さんへ(マサ) at 2010-08-31 16:43 x
そうそう、あのときは新聞社に連絡して許可をとったりと、ものすごく真面目に対応して載せてもらいましたよね。
一応私も、正式ルートは学びました。学んだだけですが(苦笑)

一緒に暮らしたのは、19年。よく考えると、子供と一緒にいられる期間って短いわよね。でも、そこには思いでがいっぱい詰まっています。

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