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書道展   

週末、「都心でも積雪の予想」と大騒ぎしたわりには、ちっとも積もらなかったね。
予報が外れたのは嬉しいことだけど、今夜の雪は、どうやら積もりそうだ。

三連休最後の昨日、都心へ「書」を鑑賞に出かけた。
「書」とはどういう風の吹き回し?と思うでしょ?
これには、ちょっと訳があるんです(と、思わせぶり)



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「第13回桂峯破体同好会展」
会場は、赤坂のゴージャスなホテルだ。








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趣きのある入り口。
代表の方(先生)の作品が飾られていた。
「生涯青春」

書を超越した芸術だ。
格調の高さに、中に入るのがためらわれたほど。





ジャ~ン~~♪
私の友だちの作品です。
退職後に書道を始めて3年だとか。
書をやっていたのは知っていたけど、正直言って、これほどの腕前だとは思っていなかった。
「登竜門」の3文字に、さらなる上を目指す希望と闘志が現れているよね。
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こちらも、友だちの作品。
「カタカナ」は、この作品だけだった。
前向き、柔軟。お洒落な感じだよね。








代表(先生)の作品。
左から、「水魚の交わり」「旭日昇天の勢い」「身楽逸」
勢いがあって圧倒された。
ご高齢のようだが、作品は若々しく力強く生命力に溢れている。
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会場中央にはコーヒーや洋菓子が用意され、ドレスアップした人々が集っていた。
さすがホテルが会場だけのことはあるなぁ~。
格調高い雰囲気の中で、芸術的な書を堪能した。

by masayama-chan | 2011-02-14 23:18 | Comments(4)

Commented by としちゃん at 2011-02-15 11:59 x
フーム、なかなか味わいのある字ですね。
こういう書体は何というのかしら?
「プラス志向」が気に入りました。このところマイナス志向になっていたので、こういうのを見ると元気になれそうね。
マサさんのお友達が書道に打ち込んでいる姿が見えてくるようだわ。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2011-02-15 18:15 x
先生の作品の、例えば「魚」や「旭」や「身楽」は、「金文」と呼ばれる書体です。絵画的でしょ。
同じ「月」や「鳥」を書いても、「金文」は書き手によって違うのよね。そんなところも楽しめます。

会場には、和服の方もいました。振袖姿のお嬢さんも!雰囲気からして、着物がしっくりくる書展だったわ。
私はすごくカジュアルな格好で行ってしまったのだけど、「あぁ~、としちゃんみたいに、着物がササッと着れたらなぁ~」と思いました。
Commented by さと at 2011-02-15 23:03 x
金文という書体なんですね〜
素晴らしいです!
印象深い作品が並んでいて目を引きますね。
この作品を見せていただいて書もいいなぁと憧れました。
難しいのでしょうね?
Commented by さとさんへ(マサ) at 2011-02-16 18:21 x
ひとつの書の中に、絵のような「金文」もあるし、「楷書」も「かな」もありますが、「破体同好会展」とあるように、作品は、「破体」と呼ばれるものなんです。
異なる書体を組み合わせてひとつの作品を完成させるのは、創造力の世界でもあるのでしょうね。
素質と感性が求められそうだから私にはムリだけど、何より必要なのは「集中力」ではないかと、観賞しながら思いました。
神経を集中させ無心になって向き合う。そういう意味では、書道は精神修行の場であるのかもしれませんね。

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