人生の特等席   

クリントイーストウッドの最新作「人生の特等席」を観てきた。
御年82歳。今回は監督ではなく、主演俳優として味わい深い演技を見せている。

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演じるのは米大リーグのスカウトマン・ガス。
長年有力選手を見極めてきた名スカウトマンだが、寄る年波には勝てない。
認めたくはないが、視力の衰えを感じる昨今だ。

最後となるかもしれないスカウトの旅に同行したのは、ひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)
弁護士として活躍するミッキーだが、父親に対してわだかまりを持っていた。
6歳のときに母親を亡くした彼女は、親戚や寄宿舎に預けられ、父親に捨てられたと思っていたからだ。

平坦なストーリー運びである。
親子の確執も雪解けも、想定内というか、予想通りの展開で、目新しさはない。

幼いころ父親に連れられて行った球場。観戦したのは三等席。
いや、あれは三等席なんかじゃなく、私にとって特等席だった。
予想通りの展開であっても、ウルウルきた。
なにより、イーストウッドの偏屈な頑固ジジイぶりが楽しい。
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by masayama-chan | 2012-11-28 18:38 | 映画三昧 | Comments(6)

Commented at 2012-11-28 21:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 〇〇系さんへ(マサ) at 2012-11-29 15:54 x
ほんとですね。頑固で気難しくて職人肌の男は、はまり役ですね。というか、イーストウッドのために作った映画のような気がするわ。
ほのぼのとした気持ちにさせられたけど、作品としては「グラン・トリノ」のほうが私は好きかな。
Commented by としちゃん at 2012-11-29 22:07 x
マサさん、イーストウッドの映画、見てきたんですね。
偏屈爺の役なのね?
私はいま「へんこつ」という小説を読んでいるのですが、
偏屈で窮屈(?)な馬琴(里見八犬伝)の話なの。
おじいさんが主人公というのは面白いですよね。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2012-11-30 16:06 x
そうです。気難しくて頑固な偏屈爺です。
相当視力が落ちているのに、周りに悟られまいとする。こういう男は、人に弱みを見せたくないのね、きっと。

おじいさんが主人公という小説は、あまりないですよね?時代小説はそうでもないのかな?
82歳になっても主役を張るイーストウッドはたいしたものですね。
Commented by ひょっこり at 2012-12-02 22:13 x
 エエ~クリントイーストウッドって82歳になっているの?びっくりですね。この人の映画はたしか「マジソン郡の橋」を観たくらいかな?たぶんもう20年近く前になると思います。あのときの相手役はメリルストリープ、月日は流れました。
 この映画では偏屈爺なのね。ウチにも立派な偏屈爺がいるので、偏屈と爺が合体なんて映画、私はやめておこう~嫌なコメントだね~ゴメンゴメン。それにしてもマサさん、このところよく映画をごらんになっていますね。感性がしなやかになりそう。私も柔軟にならなければ~っと。
Commented by ひょっこりさんへ(マサ) at 2012-12-05 22:57 x
はは、近くに立派な偏屈爺がいらっしゃるのね。ウチにも、立派な予備軍がいますよ(笑)

ブログを読むと、映画に行って遊んでばかりいるみたいだけど、現実は子守りに追われてパソコンを開く余裕もないくらい。
といいつつ、昨日は「メトロポリタン美術館展」へ行ってきました。
迷ったけど、「お母さん、糸杉を見る機会はもうめぐってこないかもしれないよ」という次女の言葉に押されて。

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