「クローズアップ現代」!!
2014年 02月 06日
番組が始まるや、我が家にお泊り(娘が夜勤のため)のTラが、
「あ、ママだ!」
そう、画面に大きく映っていたのは、確かにTラのママだった。
この日のテーマは、「医療現場を変えるか。新たな認知症ケア」
超高齢化時代を迎え、病気や怪我で入院する高齢者が増え、認知症患者の数も増加している。
病院は介護施設とは違い治療が目的なので、認知症患者の対応には苦慮している。
治療の目的を理解せず点滴の針を抜く患者がいれば、身体拘束がやむ得ないときもある。
それは患者に治療を届けたいがためだが、結果、ますます認知症の症状が悪化するという悪循環に陥りやすい。
この後姿も、娘かな。
認知症患者の中には、一晩に10回もナースコールを鳴らす人もいるそうだ。
「何とかこの状況を変えたいとは思いますけど、実際どうしたらいいのかわからない」
娘は画面で、病棟看護師としての苦悩を、そう訴えていた。
そこで登場したのが、フランス生まれの「ユマニチュード手法」という新たな認知症ケア。
一言でいえば、「人としての尊厳を守る認知症ケア」だ。
コンセプトは、「見つめて、触れて、語りかけて」
正面から見つめる。黙々とケアするのではなく、穏やかな声で実況中継のように話し続ける。優しく触れる。体を掴むのではなく、患者の意志を生かして下から支える。
ケアする人、される人の絆を大切にする、ケアの原点ともいうべき手法だ。
この手法を取り入れることによって、認知症の症状が改善した患者もいる。
超高齢化社会を迎え、医療現場での認知症ケアの重要性を痛感した。
先月開かれた「認知症」の研修風景。
「あ、ママだ」とTラが言ったので、(真ん中の人は)たぶんママなのでしょう。
娘は昨年から勤務以外にも勉強会やら研修やらで忙しそうにしているが、認知症ケアに熱心に取り組んでいるからだと知った。
娘が忙しいということは、私も忙しい(子守りで)ということだが、大変さがわかったからには応援しようじゃないか。
PS) 見逃した方は、動画で見られます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3464.html
by masayama-chan | 2014-02-06 17:07 | Comments(6)
それにしても認知症の患者は増えるばかり。うちの母のように穏やかな患者はそれほど害もないでしょうけれど、徘徊したり暴力的になったりといろいろな患者さんがいて、ほんとうに病院も大変だと思います。
高齢者が入院した場合、病気は治ったけど、認知症が進んだり歩けなくなったりという話はよく聞きますよね。
医療現場は治療が最優先だから、なかなか難しい問題です。
わたしは今日、NHKにアクセスして動画でみました。
N子さん、看護士の顔で写ってますね。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3464.html
いい時に帰りましたね。今日だったら大変なことになったでしょうね。
「クローズアップ現代にT病院が出る」とは聞いていたのですが、まさか本人が映るとは思ってませんでした。いきなり画面に現れてビックリ!
「見たよ~」と友達からたくさんメールが来たそうですが、J子ちゃん、N子に気付きましたか。
病院では「認知症ケア」のキーマンらしいけど、頼りになる存在になってほしいですね。
帰ってから動画を見ましたよ、お嬢さん頼もしいですね〜
認知症はこれからも増えるでしょうから人間の尊厳を損なわない認知症ケアーは重要になりますね。
Tらちゃんしっかりママの姿を見てるのね(笑)こちらも頼もしい!
小さな子は、どんなに小さな映像でもママってわかるんですね。動物的本能かしら。
この日は娘が夜勤だったのだけど、保育園の先生に「ママ夜勤だからね、あんちゃん(私のこと)ちにいくの」と朝から話していたそうです。
夜勤の意味はわからなくても、「夜勤の日はママがいなくて、あんちゃんちにお泊りする」といことは理解しているみたいですね。