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「ウルフ・オブ・ウォールストリート」   

今週の水曜日、レオの最新作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観た。

舞台は、世界経済の中心地ニューヨーク・ウォール街。
レオが演じるのは、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォート。
1980年代後半から90年代半ばにかけてウォール街にその名を轟かせた人物だ。

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貯金もコネも学歴もない男が、生き馬の目を抜くウォール街で、いかにして年収49億円という大富豪にのし上がったか。
その破天荒な生き様は、エキサイティング&クレイジー&ダークで、まぁ開いた口がふさがらない。

とにかくカネ、カネ、カネ。拝金主義もここまでくるか。
貧乏は美しくない。欲望は正しい。カネがあればなんでもできる、なんでも手も入る。富も名声も美しい女も。
アルコールにドラッグにセックスと、やりたい放題。
オフィスでのパーティーに、売春婦や下着姿の楽団やオムツをつけたチンパージーを登場させる狂乱ぶりだ。

巨匠マーティン・スコセッシと、ハリウッドの大スター・レオナルド・ディカプリオにして、なんという下品さ。なんという醜態さ。もちろんR18指定。
もう、「あっぱれ!」としか言いようがありません。

欲望と狂乱の末路が収監でも、「お金で幸せは買えない」みたいなきれいごとで終わってないのは爽快だ。
そして、どんなに下品で醜悪でクレイジーな男を演じても、レオはどこか爽やか。
下品な言葉の応酬やドラッグ、女の裸のオンパレードに、3時間という長さはちょっと疲れましたけどネ。

by masayama-chan | 2014-02-14 13:39 | 映画三昧 | Comments(0)

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