「それでも夜は明ける」   

久々にパソコンを開いた。
旅行をしていたわけでも、体調が悪かったわけでも、すごく忙しかったわけでもないが、気づくとここ一週間ほどパソコンに触っていなかった。
毎日惰性のようにパソコンを開けていたが、使わない日が続くと使わないことが習慣になるみたい。
あれば便利だが、画面の前で無為な時間を過ごしていたのも事実。
少し反省して、少し自粛しよう(と一応思った次第)


ところで、昨日は府中の映画館で、「それでも夜は明ける」を観た。
実話に基づく話で、今年のアカデミー作品賞に輝いた。

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「目覚めたら、奴隷だった」
1841年、ニューヨーク州サラトガ。
バイオリニストの自由黒人ソロモンは、愛する妻と2人の子供と共に平穏で幸せな生活を送っていた。
が、ある日突然拉致されて、南部の農園に売られてしまう。
待っていたのは、奴隷としての壮絶な日々。
激しい差別と暴力。過酷な労働と容赦ない鞭打ち、首吊りにもされる。スクリーンを見ているのがつらいほど。
「金で買った奴隷は、家畜と同じ」と白人は言うが、家畜でもこれほど酷い扱いは受けないのではないか。

12年という時を経て、ソロモンは自由黒人であることが証明され、再び自由を手にする。
奴隷の黒人と、自由証明書で認められた自由黒人とでは、明確な区別があったのだ。
ソロモンはどんなに絶望的な境遇の中にあっても希望と尊厳を失わない魂を持った男。
ラストの家族との再会シーンはジーンときた。
でも、心底感動できなかったのは、なぜか。
ソロモンは自由になっても、農園の他の奴隷たちは、奴隷のまま悲惨な生涯を終えるに違いないからだ。

登場場面は少ないが、ブラッド・ピットが重要な役で出演している。
奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者で、ソロモンが自由黒人として認められるための手助けをする役だ。

それにしても、レオ同様、ブラピもどんどんワイルドになる。
「ジョー・ブラックをよろしく」に出ていたブラピは、めまいがするほど美しかったけどね。


映画の後は、いつもの「そじ坊」で。
昨日は、「あさりと春野菜たっぷりの蕎麦」
とても美味しかった。
ピンク色のは桜海老。

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by masayama-chan | 2014-03-12 14:48 | 映画三昧 | Comments(2)

Commented by としちゃん at 2014-03-12 17:42 x
さすがマサさん、アカデミー賞受賞作品をご覧になったのね。
これは実話に基づいているということでしたが、やはりこういう時代が本当にあったのでしょうね。
そうそう、ブラピが出ていたので、私は自分の目の錯覚かと思いましたが、チョイ役で出演していたんですね。
そういえばレッドフォードの最新作が上映されているようですが、なんだか年取ったレッドフォードを見るのは怖いような忍びないような気がします。ハンサムな人は老後が可哀想ね。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2014-03-13 22:10 x
奴隷制度のことはある程度知っているつもりでいましたが、ここまで酷かったとは。
同じ黒人でも、奴隷と自由黒人とは雲泥の差で、これも驚きでした。

ブラピは、この作品の制作者です。オスカー(作品賞)は、彼の上に輝いたわけね。

歳を重ねるほどいい味を出すようになる役者もいれば、「昔は素敵だったのに」とガッカリさせられる役者もいますよね。
しょぼいレッドフォードは、あまり見たくないわよね。

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