家族の灯り   

昨日は、岩波ホールで「家族の灯り」を観た
監督は105歳!を超えた巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ。
出演は、マイケル・ロンズデール&ジャンヌ・モロー&クラウディア・カルディナーレ。
往年の大女優ふたりを観たくて出かけた。

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港の風景で始まる映画は、まるで絵画のようだった。
石造りの家、ランプの灯り。
その下で、8年前に忽然と姿を消した息子の帰りを待ちわびると父と母、そして妻。

ル・モンド紙が「まるでレンブランドの絵の世界に入り込んだような映像美」と批評していたが、まさにそのとおりだ。

カメラは暗い部屋の中からほとんど出ず、極端に動きの少ない映画だ。
あるのは、老人たちの退屈な会話。
フランス語の響きが心地よかったのか、いつの間にか寝てしまい、気づいたらエンドロールが流れていた(苦笑)
まぁ、2人の大女優の最近のお姿を拝見できただけでもいいか(負け惜しみ)

「山猫」のころのクラウディア・カルディナーレは、本当に綺麗だった。
ジャンヌ・モローを美女だと思ったことはないが、独特の魅力があった。
ふたりとも、歳を重ねてすっかり皺が増え、声もしゃがれた。
それでも、それなりに魅力的だったと言っておこう。


岩波ホールで映画を観るのは久しぶり。
神保町駅の出口から直結している。
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帰り、三田線のホームに立ち、どちら(上り、下り)の電車に乗ったらいいのか、混乱した。
大丈夫か、私!?!
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by masayama-chan | 2014-03-26 14:18 | 映画三昧 | Comments(2)

Commented by としちゃん at 2014-03-26 16:47 x
マサさん、渋いわね! 私はクラウディア・カルディナーレ大好きでした。「ブーベの恋人」でジョージ・チャキリスを待つ恋人の役、まだ乙女だった私に愛の素晴らしさを教えてくれた人でした。懐かしいな。ジャンヌ・モローは「死刑台のエレベーター」でしたっけ?女っぽい方でしたよね。お二人ともまだ現役なのね。すごいですね。
レンブラントの絵画のよう、というとかなり暗い画像かな。私も眠ってしまいそうだわ。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2014-03-27 22:16 x
クラウディア・カルディナーレは、ただ美しいだけでなく野性味があって素敵でしたね。
二人とも、老いも皺も隠さないところが逆にカッコイイです。女優魂を感じました。

ほんとにレンブラントの絵画のように暗い画面なの。映画館であんなに寝たのは初めてだわ(汗)

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