「ぼくたちの家族」   

先週、府中で「ぼくたちの家族」を観た。
昨年「舟を編む」で数々の賞に輝いた石井裕也監督の脚本・監督作品だ。


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平凡な主婦・玲子(原田美枝子)は、このところ物忘れがひどく、言動がおかしい。
病院を受診すると、脳腫瘍と診断され、それも余命1週間だと宣告される。
余命1週間!とは! 家族は、驚き戸惑い混乱する。
頼りない父親に長塚京三、責任感の強い真面目な長男に妻夫木聡。いい加減に見えて冷静で優しい次男に池松壮亮。みな、好演だ。
玲子の入院をきっかけに、玲子の消費者ローンの多重の借り入れや、父親の膨大な借金が明るみになる。
重い現実を背負いながらも、それでも、なんとか母親を助けたいと、兄弟は「悪あがき」を決めるのだ。

タイトルどおり、「家族」の物語だ。
深刻なストーリーだけど、最後はほのぼのとした気持ちになった。
家族はいざというときはひとつになる、そんな普遍的なテーマを扱ったドラマだ。


この映画もよかったけど、石井監督の作品では何年か前に公開された、
「川の底からこんにちは」が私は一番好き。
お腹の底から笑いがこみあげる、衝撃的なおかしさだった。
30代(たぶん)の若さで、今や日本を代表する監督のひとりとも言える石井裕也監督。
どうか山田洋次化しませんように(苦笑)


「川の底からこんにちは」の主演は、満島ひかり。
知らない人はいないと思うが、ふたりはご夫婦です。

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by masayama-chan | 2014-06-10 20:58 | 映画三昧 | Comments(0)

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