「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」
2015年 05月 12日
「ユトリロとヴァラドン 母と子の物語」を鑑賞した。
この日は休館日だが、みずほプレミアムクラブのプレミアム内覧会があった。
招待券が当たったので、行ってみることにした。
受付を済ませて中に入ると、香り高いコーヒーとクッキーが用意されていた。なんだかVIP気分~。
ユトリロの母親スザンヌ・ヴァラドンが画家だったとは初めて知った(恥)。
そして、展示されている作品は、ユトリロの絵より遥かに魅力的だった。
力強い線、大胆な筆使いは生命力に溢れている。静なるユトリロの作品とは対照的だ。
ヴァラドンは貧しい洗濯女の私生児として生まれた。
サーカスのブランコ乗りをしていたが、怪我をして退団。画家のモデルとなる。
そして、18歳で父親のわからないユトリロを産んだ。
ルノワールやロートレックなど、一流の画家のモデルを務めるうちに絵画に目覚めていったらしいが、天性の才能があったのでしょう。美貌もまた才能のうちだったかもしれない。
ロートレックと同棲、エリック・サティと交際、そして資産家ポールと結婚するも、ユトリロの友人の青年アンドレと恋に落ちる。
ポールと離婚し、アンドレと結婚。アンドレは息子ユトリロより3歳年下だった。
まぁ、なんて奔放で情熱的な生き方でしょう~。
アルコールにおぼれ、精神病院への入退院を繰り返した息子の病んだ人生とは対照的に見えてしまう。
ユトリロの風景画は、絵葉書を見ながらアトリエで描いたという。
母親スザンヌの絵は人物像が多く、力強く生命力に溢れていた。その生き方のように。
おみやげにいただいた葉書大のクリアホルダー(右)と、小さい便箋。
by masayama-chan | 2015-05-12 21:27 | Comments(2)
エリック・サティで思い出しました、
今、彼の曲「ジュ・トゥ・ヴー」(おまえが欲しい)を練習中(*^^*)
今度の演奏会の候補曲です。
この時代のかたがたは、情熱的(≧∇≦)
えっ!?エリック・サティって、作曲家なんですか?
私の芸術の素養は、この程度です(汗)
リコーダーの演奏会ですか?リコーダーは軽やかな調べなので、情熱的な曲目は意外な気もしますが、楽しみですね。
この日、Sジャパンのビルを出た後、迷子になりました(笑)
都庁が見えたので、とりあえず都庁を目指し、なんとか新宿駅に着きました。
今日は、もう少ししたらTラを保育園へ迎えに行きます。
最近、私の姿を見つけると、わざと「おばあちゃ~ん」と大きな声で叫びます。気に入らないわ。