「スポットライト」   

木曜日、府中の映画館で「スポットライト 世紀のスクープ」を観た。
今年のアカデミー賞の賞レースで、レオ様の大作(レヴェナント 蘇えりし者)を押しのけて作品賞に輝いた映画だ。

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(救急車事件の)肋骨の痛みは残るものの、安静にしているほどではないし、かといって家にいても満足に家事ができないので、ふと思い立って出かけた。


2002年、アメリカ・ボストン。
タイトルの「スポットライト」は、地方紙「ボストン・グローブ」の特集記事の名称である。
そのスポットライト紙面で、カトリック教会のスキャンダルが暴かれた。
実話を基に、スポットライトの担当記者たちが真実を追求する姿を描いた社会派作品だ。

カトリック系住民が多いボストン。カトリック教会は聖域である。
その聖域で、神父が教区の少年に性的虐待をしていた。
表ざたになった事件は氷山の一角で、その陰に莫大な数の加害者と被害者がいた。
取材を進めるうち、教会が組織ぐるみで隠ぺいしていた事実にたどり着く。

地味な作品である。派手な法廷シーンも、暴力的なシーンもない。
記者たちの地道な取材の過程が丁寧に描かれている。
教会という巨大な権力に立ち向かう彼らを突き動かしているのは、人としての正義であり、どこまでも真実を追求する記者魂でしょう。

地味だけど良心的な映画を作品賞に選んだのは、ハリウッドの矜持でしょうか。
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by masayama-chan | 2016-04-23 21:08 | 映画三昧 | Comments(2)

Commented by チヒロ at 2016-05-07 09:55 x
マサさん
おはようございます。
その後、痛みは薄らいでいますようお祈りします!

ところで、私も「スポットライト」を昨日見てきました!
これがアカデミー賞の作品賞になったことを忘れていましたが、とっても良い映画で感激しました!
いつもは、娯楽性の強い映画とかヒューマンタッチが強い映画が好きなのですが、この映画はマサさんもおっしゃるように地味な映画ですが、暴力も出て来ず淡々と描く記者の世界でしたが、まさに「ペンは剣よりも強し」を地で行く映画でしたね。

余程でないと、パンフレットは買わないのですが今回は思わず買ってじっくり読みました。週刊文春の編集長が絶賛のコメントを載せておられ、それも良かったです。

遅ればせながら、コメントさせて頂きました。
今見たいと思っているのが、「山河ノスタルジア」です。
また、良い映画ありましたら、ご紹介くださいね!
お怪我の後遺症お大事に~!  チヒロ
Commented by masayama-chan at 2016-05-08 20:25
チヒロさんへ(マサ)

まぁ、チヒロさんもご覧になったんですね。
地味だけど、良心的なとてもいい映画でしたよね。

レオがアカデミー賞最優秀男優賞に輝いた「レヴェナント 蘇えりし者」も観たいと思っていたのですが、観てきた次女が、「お母さんにはきついかも」というのです。
描写があまりにも生々しいというか。例えば、寒さから身を守るため、死んだ馬の内臓を引っ張り出してその中に入るとか(驚)
なので、二の足を踏んでいます。

「山河ノスタルジア」は、「Bunkamura ル・シネマ」で上映中ですよね。
とてもよさそうな作品ですね。私も、時間があれば行ってみたいと思います。

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