エディット・ピアフ~愛の賛歌~   

 あなた~の燃える手で♪~♪ 観てきました。「エディット・ピアフ~愛の賛歌~
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 迫力があった。歌にも、壮絶な生涯にも。下町の貧しい育ちとは知っていたけど、ここまで悲惨とはね。母親に捨てられ、祖母の営む娼館で幼少時を過ごすエディット。その後の、サーカス暮らし、大道芸人。私には想像を絶するような生活に、レ・ミゼラブル(?)
 歌のうまい人はたくさんいると思うけど、人々の魂を揺さぶるようなピアフの歌声は、こうした生い立ちと無縁でないのかも。

 いつしか、モルヒネに溺れるエディット。支えてもらわなければ歩けないような体で舞台に立ち熱唱する姿は、どうしても、あの「美空ひばり」を思い浮かべてしまう。 ピアフ(雀)と、ひばり。
 ちなみに、映画の中の歌の吹き替えは、ピアフ本人の歌声を使っているそうだ。

 47歳で生涯を終えるが、「エッ?47歳?嘘でしょ?」って感じ。だって、晩年は歩くのもおぼつかないくらいヨボヨボなんだもの。老婆といっていいくらい。酒と麻薬と度重なる事故で、体はボロボロだったんでしょうか。
 
 ところで、祖母(娼館のマダム)役の女優は、名女優シモーヌ・シニョレの娘である。どおりで似てると思ったヨ。シモーヌ・シニョレが再婚した義父のイブ・モンタンは、確かピアフの愛人でもあったよね。なんていう、配役の妙!

 2時間20分の長さ。今年一番、見ごたえあった。でも、ちょっと疲れたかな。
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by masayama-chan | 2007-10-11 21:32 | 映画三昧 | Comments(2)

Commented by のっこ at 2007-10-13 13:48 x
私もレディーズデイに友達と見にいきましたよ。時代が行ったり来たりするのでちょっとわかりにくかった。ピアフを演じた女優さんはすごく上手だと思いましたけど。
HIROも終わらないうちに見に行くつもりです。
Commented by のっこさんへ(マサ) at 2007-10-13 19:59 x
そうなのよね。時代が交錯し、エピソードも断片的なので、ピアフのことをよく知っていないと、なにがなんだかよくわからないうちに場面が変わってしまう、ってことがなきにしもあらず。
フランスでは10人に1人が観たってことだけど、皆ピアフの生涯をよく知っているんでしょうね。
HIROは理屈なしに楽しめると思いますよ。

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