サウスバウンド   

「もしかしたら今週で上映が終わってしまうかも」と思って、今日観に行った。
 奥田英朗原作、豊川悦司主演の「サウスバウンド

 館内にはそれほど若くない世代の女性がパラパラ(10人くらい)。トヨエツ目当てかしら。言っとくが、私はトヨエツのファンって訳じゃないデス。
「サウスバウンド」は「東京物語」とともに、奥田英朗の著書の中では最も好きな作品のひとつなのである。どんなふうに映画化されたのか、興味津々。

 長編小説を2時間足らずの映像に凝縮してあるゆえ、話の展開は粗い。でも原作にはかなり忠実である。
 トヨエツ演じる父親は、あの三里塚闘争を指揮した、元学生運動の闘士。20年以上過ぎた今でも、その精神を十分に発揮している強者。ことあるごとに、「ナンセンス」と叫ぶ時代錯誤ぶりに、かなり笑える。
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 原作は小学6年の長男の視点で描かれていて、成長途上の少年の描写がとても魅力的なのだけど、映画はトヨエツの存在感が他を圧倒。やっぱり。

 脇(長男の友人や沖縄の住人)に素人を起用してるんでしょうか。セリフが消化しきれていない(平たく言うとヘタ)。でも、それを差し引いても十分楽しめる映画だった◎
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by masayama-chan | 2007-10-22 18:34 | 映画三昧 | Comments(0)

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