「夜顔」   

a0108328_22123034.jpg カトリーヌ・ドヌーヴ主演の「昼顔」を見たのは、○○年前の学生のときだった。
 女優として絶頂期のドヌーヴの、まあ、なんときれいだったこと。退廃的な香りのする美しさ。
 その38年後を描いた作品、「夜顔」が下高井戸シネマで上演されているとあって、興味津々で見に行った。

 高級娼婦「昼顔」(実はいいとこの奥さま)だったセヴリーヌと、セヴリーヌの夫の友人アンリとの、偶然の再会から話の幕が開く。

 どんなストーリーやらと期待したものの、特段の展開はないのよね。
 セヴリーヌに近づきたいアンリと、彼を徹底的に避けるセヴリーヌ。
 アンリがなんとか高級ディナーをセットしたものの、食事を終えるとセヴリーヌはアンリの話に激怒して部屋を出て行ってしまう。出て行ったドアの向こうには、なぜかニワトリが。そのあと、ボーイが食事の後片付けをするシーンが意味もなく長い。で、おしまいよ。
 なんか、訳わかんないでしょ。

 だいたい、セヴリーヌ役がカトリーヌ・ドヌーヴでないのは、どうして?知的で品のある女優だったけど、ドヌーヴが演じる38年後のセヴリーヌが見たかったよ。

 よく考えると、「夜顔」ってタイトル自体、人を食っている気がしないでもない。あと、ニワトリも(笑)

 酒場のバーテンダーのかっこよさを加点しても、★★。
 最近、辛口評価ですかね。
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by masayama-chan | 2008-04-03 22:16 | 映画三昧 | Comments(2)

Commented by としちゃん at 2008-04-04 07:10 x
そうなんだ! 見に行く価値なしのわけね?
カトリーヌ・ドヌーブのあの美しさにはかなわないと。にわとりでおしまいなの? ふーん、摩訶不思議な映画のようですね。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2008-04-04 12:19 x
ニワトリ、今日になってどうやらわかりました。
アンリは、ウィースキーのダブルをストレートで何杯も飲んでいたから、アルコール依存症のよう。だから、ニワトリは幻覚なのね、きっと。
そういえば気取った歩き方が、セヴリーヌに似ている。
映画は人によって感想も評価も全く違いますから、としちゃんが見たら、素晴らしい映画かもしれませんよ。

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