「女の子ものがたり」
2009年 12月 14日
土曜日、調布パルコシネマのレイトショーに出かけた。
深津絵里主演の「女の子ものがたり」
少女時代の友だちとの思い出が、スランプから抜け出せない漫画家(深津絵里)の回想というかたちで描かれている。
漫画家・西原理恵子の同名ベストセラーが原作だ。
のどかな田舎町で過ごした少女時代。ノスタルジックな風景がスクリーンに広がる。
ふたりの友だちと過ごしたかけがえのない日々。おかしくて切ない記憶。
大切な思い出は、主人公を大スランプから救ってくれるのか?
大人になった主人公菜都美と夫の暴力で顔の腫れた友人キイとの、泥まみれの取っ組み合いのケンカが見もの。
もうひとりの友人ミサも、やはり夫の暴力で頭に傷を負い(かなり痛々しい)、それでも彼女たちは菜都美に言う。
「私は、幸せよ」
私の率直な感想は、製作者の意図とはずれるだろうが、
「不幸な子は、どこまでいっても不幸なの(怒)」
だって、ダンナに酷い暴力を振るわれて、それでも「幸せ」なんて言うのは、生い立ちが影響しているとしか思えない設定だもの。
といっても、この映画はDVが主題ではなく、話のツマみたいなものですが。
観客は、若い女の子が多いと思うでしょ。
ところが、意外や意外、男性が多かった。
それも、30代~50代の「ひとりおじさん」
どういうこと~?スッピンでもキレイな深津絵里が目当てかしらん??
PS)
帰宅したら、夫が、またもやドッグスペースで犬と寝ていた!
夫もヘンだが、夜遅くひとりでガールズ・ムービーを観に行く私もヘンか???
by masayama-chan | 2009-12-14 18:48 | 映画三昧 | Comments(8)
私でさえ、躊躇してしまうような映画なのに。
やはりレイトショーだから?
西原さんの漫画、割と好きですよ。
深津絵里も好きだな。
ダンナ様、なんかほほえましいね。チェリーのところで寝ちゃうのが。
そういう我が家でも、夫がやけに優しい声で話しかけてくれるなあと思ったら、相手はなんとカメ。カメに言葉通じるか?
深津絵里は私も好きだけど、どちらかというと女性に好かれるタイプよね。おじさんへのアピール度は高くない気がするけど。
家に居場所がないのかしら。深読みし過ぎか(苦笑)
人に媚びず、好きか嫌いかの本音で生きているようなところは、この映画の少女そのままの気がするわ。
でも、映画はあえてお奨めしません(苦笑)
フフ、ご主人がカメにやさしく話しかけている姿、目に浮かぶようだわ。
彼の心の痛みをわかってあげられるのも、彼がその痛みをぶつけられるのも私だけ・・・って。
暴力のない穏やかな生活に憧れいったん離れても、物足りなさを感じるとか・・・いえいえ、私は違いますよ(笑)‼
でも、それが"幸せ"という言葉に繋がるのでしょうか?
そんな映画の内容と対照的なマサさんご夫婦のほのぼのした光景が何だか目に浮かぶようです。
きっとチェリーちゃんの身体も心もポッカポカですね。
いつもの解説にはなかったような(苦笑)私の映画論はすべてラジオから~なのでね。
旦那さま優しいのねぇ。
あったかくていいのでしょうね~
今夜から初滑りに行ってきます。
明日明後日は紅蓮さんと一緒です。
ひょっこりさんのご本の話をぜひ聞きたいので楽しみ!
「どうしてあんな男と別れないんだろう」と思うのだけど。すごくやさしいときもあるんでしょうね。それでも、理解に苦しむわ。
で、DVを受けていた友達は若くして亡くなっちゃうのよ(ネタバレだけどいいか)。私は、主人公より、こっちの方が気になりました。
うちは、ほのぼのかなぁ~。あまり口出ししないというか、淡々としています(汗)
単調といえば単調だし、さとさんにはお奨めしないわ(苦笑)
さとさん、紅蓮さんと初滑り、楽しんできてね~♪
今週は寒波が押し寄せて真冬の寒さだから、雪もだいぶ積もったのではないかしら。