カテゴリ:映画三昧( 178 )   

「ヘアスプレー」   

 見逃すわけにはいかない。
 ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した、「ヘアスプレー」
 ファーストデイの昨日、足取りも軽く観に出かけた。

 ヒロインはビッグサイズの女子高生トレーシー。まあ、なんと彼女のかわいいこと。背は低いけど、とっても太っている。言っていいのか、悪いのか、アメリカ版柳原加奈子。ノリノリの歌も踊りも弾ける笑顔も体型も、ぜ~んぶ可愛い。彼女を見ているだけで幸せ気分。

 でも、この映画の最大の見所は、なんといってもヒロインの母親役ジョン・トラボルタ様の化け方でしょ。
 体型にひけ目を感じている内気な主婦役だけど、もう、出てくるだけで笑える。一挙一動がおかしい。あのサタデー・ナイトフィーバーのトラボルタかと思うと、さらに笑える。

 人種差別(体型差別も?)が扱われているにせよ、1960年代始めの明るく元気だったアメリカのサクセスストーリーであることに違いない。

 軽快な歌と踊りに、体は揺れっぱなし、口元はほころびっぱなし。
 今年観た中で、一番楽しい映画だったかなぁ。
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by masayama-chan | 2007-11-02 20:49 | 映画三昧 | Comments(0)

サウスバウンド   

「もしかしたら今週で上映が終わってしまうかも」と思って、今日観に行った。
 奥田英朗原作、豊川悦司主演の「サウスバウンド

 館内にはそれほど若くない世代の女性がパラパラ(10人くらい)。トヨエツ目当てかしら。言っとくが、私はトヨエツのファンって訳じゃないデス。
「サウスバウンド」は「東京物語」とともに、奥田英朗の著書の中では最も好きな作品のひとつなのである。どんなふうに映画化されたのか、興味津々。

 長編小説を2時間足らずの映像に凝縮してあるゆえ、話の展開は粗い。でも原作にはかなり忠実である。
 トヨエツ演じる父親は、あの三里塚闘争を指揮した、元学生運動の闘士。20年以上過ぎた今でも、その精神を十分に発揮している強者。ことあるごとに、「ナンセンス」と叫ぶ時代錯誤ぶりに、かなり笑える。
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 原作は小学6年の長男の視点で描かれていて、成長途上の少年の描写がとても魅力的なのだけど、映画はトヨエツの存在感が他を圧倒。やっぱり。

 脇(長男の友人や沖縄の住人)に素人を起用してるんでしょうか。セリフが消化しきれていない(平たく言うとヘタ)。でも、それを差し引いても十分楽しめる映画だった◎
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by masayama-chan | 2007-10-22 18:34 | 映画三昧 | Comments(0)

久々の試写会 自虐の詩   

 友だちに誘われて、映画の試写会に行った。場所は、中野サンプラザ。試写会なんて、何年、いや何十年?ぶりかしら。

 作品は、「自虐の詩」。堤幸彦監督、中谷美紀、阿部寛出演ときけば、それだけでありふれた作品ではない気はするよね。
 スッピン中谷美紀の薄幸ぶり、元ヤクザ阿部寛のダメ亭主ぶり。笑えるけど、どこか哀しい。哀しいけど、なんか笑える。

 4コマ漫画が原作とか。そういえば、阿部寛が頻繁にちゃぶ台をひっくり返す前半は、コミックっぽい。が、後半は、ぐっとトーンが変わって純愛ストーリー。友情もある。泣ける。後味のいい映画だ。

 試写会に行く前に、早いdinnerをした。
「ビールを飲んだら、眠くなっちゃうからまずいよね」
「いや、それだけははずせません」
の会話が繰り返されたあと、やっぱり、ビールで乾杯(^○^)
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by masayama-chan | 2007-10-16 23:09 | 映画三昧 | Comments(0)

 エディット・ピアフ~愛の賛歌~   

 あなた~の燃える手で♪~♪ 観てきました。「エディット・ピアフ~愛の賛歌~
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 迫力があった。歌にも、壮絶な生涯にも。下町の貧しい育ちとは知っていたけど、ここまで悲惨とはね。母親に捨てられ、祖母の営む娼館で幼少時を過ごすエディット。その後の、サーカス暮らし、大道芸人。私には想像を絶するような生活に、レ・ミゼラブル(?)
 歌のうまい人はたくさんいると思うけど、人々の魂を揺さぶるようなピアフの歌声は、こうした生い立ちと無縁でないのかも。

 いつしか、モルヒネに溺れるエディット。支えてもらわなければ歩けないような体で舞台に立ち熱唱する姿は、どうしても、あの「美空ひばり」を思い浮かべてしまう。 ピアフ(雀)と、ひばり。
 ちなみに、映画の中の歌の吹き替えは、ピアフ本人の歌声を使っているそうだ。

 47歳で生涯を終えるが、「エッ?47歳?嘘でしょ?」って感じ。だって、晩年は歩くのもおぼつかないくらいヨボヨボなんだもの。老婆といっていいくらい。酒と麻薬と度重なる事故で、体はボロボロだったんでしょうか。
 
 ところで、祖母(娼館のマダム)役の女優は、名女優シモーヌ・シニョレの娘である。どおりで似てると思ったヨ。シモーヌ・シニョレが再婚した義父のイブ・モンタンは、確かピアフの愛人でもあったよね。なんていう、配役の妙!

 2時間20分の長さ。今年一番、見ごたえあった。でも、ちょっと疲れたかな。
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by masayama-chan | 2007-10-11 21:32 | 映画三昧 | Comments(2)

永遠のアラン・ドロン   

 昨日の「SMAP×SMAP」にアラン・ドロンが出演!!かつて、美青年の代名詞だった、あのアラン・ドロンである。
 テレビを見ていいものか、迷った。美青年の面影を未だに残しているだろうか。時の流れは残酷な老いをいやおうなく映し出すかも。
 見たくない。でも、見たい。恐いもの見たさ。思い切ってチャンネルを合わせた。
 う~ん、確かに歳はとったネ。72歳とか。美青年と呼ぶのは、さすがに難しい。でも、ショックではない。歳を重ねても、それなりに魅力的だもの。
 堂々とした体躯。ユーモアと皮肉を交えた話術。決して過去の人ではない。自信に溢れている。SMAPの面々とは格が違うよ。

「出演した映画の中で好きな作品は?」と問われて彼があげた5本。
①太陽がいっぱい
②太陽が知っている
③山猫
④暗黒街のふたり
⑤高校教師
私の好きな作品とぴったり一致する。感激!
 代表作の「太陽がいっぱい」や「山猫」はともかく、「高校教師」のような地味な作品もノミネート。「暗黒街のふたり」は、彼が出演した、いわゆるフィルムノワールの中では一番好き。私たち感性が合うみたい(^^♪。

「太陽がいっぱい」のトム・リプリーは、今のアラン・ドロンには重ならない。でも、私の中のアラン・ドロンはリプリーのままで永遠だ。
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by masayama-chan | 2007-10-09 21:07 | 映画三昧 | Comments(0)

ミス・ポター   

 ミス・ポターを観てきた。
 平日にしては、そこそこ混んでいた。私がTOHOシネマズ府中で観た映画の中では、一番席が埋まっていたかもね。自分としては、特に観たい映画でもなかったけど、なぜなんだろう。
 誰でもが知っているうさぎ、「ピーターラビット」の作者である女性(ビアトリクス・ポター)の話である。
 ストーリーは平坦だけど、中盤そこかしこで、すすり泣きがした。もらい泣きしちゃったよ。
 20世紀始めの、ポター家の属するイギリス上流社会の暮らしが興味深い。この時代、上流階級の女性が仕事をするなんて、あり得なかったのね。彼女の母親が出版社の男性を、「商売人」とすごく見下すのだけど、彼らにとって、働いてお金を得るなんて、卑しいことなのでしょう。a0108328_2127064.jpg
 ポターがロンドンから移り住んだ湖水地方の田園風景が、とにかく美しくて癒される。
 欲を言えば、湖水地方での暮らしをもう少し見たかったなぁ。終わり急いだというか、なんかしり切れトンボ。もの足りなさが残る。
 ところで、主演女優のレニー・ゼルウィガーなんだけど、含み笑いの表情が風吹ジュンに似てない?似てないか。
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by masayama-chan | 2007-09-27 21:29 | 映画三昧 | Comments(0)

HERO   

 娘に誘われて、調布パルコで「HERO」を観てきた。
 平日の一番早い時間なのに、老熟男女で混みあっていた。映画館でおじいさん同士の連れを目にするのは、珍しい。そして嬉しい。だって、おばさんたちのお喋りに喝!を入れてくれたもの。
 私は、実をいうとキムタクは好きじゃない。テレビの「HERO」も見ていない。キムタク扮する主人公を、
「こんな、チンピラみたいな検事がいるかいな」
と、始め思ったが、見慣れるとだんだん違和感がなくなった。そして、最後は少し泣かせる。ストーリーに目新しさはないけど、まあまあ楽しめる映画だった。
 ただ、ひとつ異議あり。事件の重要人物たる大物政治家に、「タモリ」っていうのは、どんなものでしょう。凄みのあるセリフを口にしても、やっぱ「タモリ」は「タモリ」にしか、見えないや。これで☆をひとつ落とした。
 
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by masayama-chan | 2007-09-11 22:12 | 映画三昧 | Comments(2)

下高井戸シネマ   

 帰省中の娘を誘って、「下高井戸シネマ」へ初めて行った。
 京王線下高井戸駅から歩いて2、3分。テナントビルの2階にある、小さな映画館だ。a0108328_18564296.jpg
 観客の99%は女性、イスのすわり心地がいい♪
 なんとなく、トイレの臭いがかすかに漂う、昔なつかしい名画座をかってに想像していたので、意外だった。そんな映画館なんて、今どきないか。
 上映していたのは、アルゼンチン映画「ボンボン」。実はこれを観るのは、2度目。前回は、有楽町の映画館で観た。なにも、混んだ電車に乗ってわざわざ有楽町くんだりまで出かけなくても、待ってりゃ、こんな近くの映画館で観られたのね。
 シネコンや大きな劇場では上映されない、私好みの、地味だけど良質な作品が、ここにくれば観られる、そんな気がする。
 帰り道、駅そばのイタリアンレストランに寄ってランチを楽しんだ。
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by masayama-chan | 2007-09-04 18:58 | 映画三昧 | Comments(0)