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特別展・写楽   

少し前、雑誌で写楽の特集を読んでから、にわかに「写楽」のことが気になり始めた。
写楽の作品はよく目にするが、その人となりは何も知らない。
謎の絵師と呼ばれる写楽のことを、知りたくなった。

ということで、先週の水曜日、ヨガ教室をサボッて、上野の東京国立博物館で開催中の「特別展・写楽」を観に行った。

ちなみに私が読んだ雑誌は、紅蓮さんからお借りした「東京人」。
紅蓮さんの巻頭エッセイが掲載されている。


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よく晴れた日だった。

駅を降りて会場に向かう道には、木々の緑の匂いと芸術の香りが漂う。
平日にもかかわらず、会場は込み合っていた。





常識かもしれないが、写楽が活躍したのはわずか10ヶ月という。
その10ヶ月の間に146図の版を残して、忽然と消えた。
ほんとにナゾの絵師だ。
今回の写楽展には、その146図のうち142図約170枚の作品が展示されているというから、凄いではないか。

写楽の10ヶ月は、題材となった歌舞伎の上演時期によって4期に分けられている。


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衝撃的なデビューを飾った一期。
「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」

一期の役者大首絵は、もっとも写楽らしく魅力的だ。








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二期は大首絵がなく、すべて全身図。

「三代目市川高麗蔵の亀屋忠兵衛と初代中山富三郎の新町のけいせい梅川」
背景が描かれていないのも特徴らしい。








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三期は役者以外も登場。
「大童山文五郎の土俵入り」
7歳にして71.3kgの怪童だ。











     四期.
     背景もきっちり描かれている。
     でも、この袴の模様の適当さはどうだろうね。
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期を追うごとに、写楽の絵は輝きを失い、凡庸になっていく。
10ヶ月で姿を消したのは、賢明だったに違いない。


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海外の評価も高い写楽だが、芸術性といった面ではどうなんだろう?
漫画チックだし、ヘタといえばちょっとヘタ(と雑誌の評にあった)
確かに、この江戸兵衛の手はどうなの?





絵画展へ行くたびに、巨匠といわれる画家の作品は、上手い下手を超えていると、いつも思う。
写楽の絵が、観るものに強烈なインパクトを与えることは事実だ。それも、芸術の持つ側面なんだろう。


PS:
関係ない話だけど、さっき夕飯を食べながらNHKのクローズアップ○代を見ていたら、突然知っている顔が映し出されて、ビックリ!
勤めていた会社の元同僚ではないの。
リスク管理の専門家として、震災時の帰宅における注意点?とかを解説していた。
ビックリするあまり、内容はよく覚えていない(汗)
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by masayama-chan | 2011-05-30 22:21 | Comments(4)

「殺人をふたたび」   

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今日は小雨模様の中、
水天宮近くの日本橋劇場へ、お芝居を見に行った。









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出し物は、アガサクリスティ作の、
「殺人をふたたび」

「まぁ!」と思わせる結末の、上質なサスペンス劇だった。
たまには、生の舞台を楽しむのもいいものだ。




実は、このお芝居には、知人が主役級で出演していた。
知的で良心的な弁護士役だ。
知人とは、長女の保育園時代のパパ友。
よく知った方だけど、舞台に立つ姿を見て、「おぉ、カッコイイ!」と改めて思った。
もともと端正な方なのだけど、舞台の上では、いっそうカッコよく輝いていた。


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帰りに、お花をおみやげにいただいた。
出演者でもないのに、申し訳ないくらい立派な花束。
部屋中に甘~い香りが漂う。
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by masayama-chan | 2011-05-28 20:56 | Comments(6)

結成会!   

今年の1月に、老若女女7人で、とあるサークルを立ち上げた。
今日は、サークル活動の終ったあと、遅ればせながらランチで結成会!

そのサークルとは、
「朗読の会 空~SORA~」
プロの講師に指導を仰いでいる。

サークル結成のきっかけは、去年受講した市民カレッジの「朗読劇」
12月の発表会をもって講座は終了したのだが、打ち上げの席で、
「このまま終るのは惜しいよね」という話になった。
そして、有志で朗読のサークルを立ち上げることにしたのだ。
朗読を続けたい気持ちが強くあったわけではないが、なんとなく流れでメンバーの端っこに加わることになった。

実は私は、何を隠そう、この種の活動がとても苦手。
カルチャーセンターや市民カレッジのように、運営はおまかせで受講するだけというのならいいが、「皆で協力してやっていきましょ~」というのは、ホントにすごく苦手なのである。
立ち上げの話し合いをしていたときも、「あ~、こういうの苦手だな」と、ずっと思っていた。
それならなぜメンバーに加わったの?と思うでしょ。
自分でもよくわからないのよね。成り行きとしか、いいようがないかな。

そして、朗読は、相変わらずヘタ(泣)
声が前に出ないし、裏返るし、感情がこもらないし。
講師には注意されてばかり。
たぶんずっとヘタだと思うけど、絶望しながらも、やっぱり学ぶことは楽しいことかもしれない。



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結成会はお鮨屋さんで。
「ばらちらし」を頼んだのだけど、すごい量に絶句。
頑張ったけど、全部は食べられなかった。
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by masayama-chan | 2011-05-26 19:58 | Comments(4)

久しぶりに手を引いて~~♪   

今月の初め、母が言った。
「今年は誰なのかね。楽しみだねぇ~」

えっ?何のことやらと思ったけど、聞けば日比谷公会堂のコンサートのことだった。

購読しているY新聞では、さまざまなチケットサービスがある。
去年、おととしと、販売店からチケット(演歌歌手のコンサート)を貰い、
母を誘って行ったのだ。
おととしは田川寿美、去年はキムヨンジャ。
チケットサービスは毎月行われているが、2回ともたまたま5月に行ったので、
母は5月の恒例行事と思っているらしい。
まあいいや。そういうことにしておきましょう。

というわけで、昨日は曇り空の中、母の手を引いて、日比谷公会堂まで出かけた。
今年は、「松原のぶえ」



     開演まで時間があったので、日比谷公園内を散策。
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公会堂近くでは、消防訓練が行なわれていた。
女性消防士もいた。頼もしい。





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ランチは、いつもの松本楼。





      母は「本日のランチ」を選んだ。
      若鶏のグリル?だったかな。野菜から食べてね。
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「松原のぶえってどうなの?」と内心引いていたけど、思っていたよりずっと楽しめた。
歌のうまさはもちろん、トークが楽しくて、サービス精神旺盛。
最後は、舞台の真ん中に正座して「ありがとうございました」を繰り返した。
プロ根性に徹した人だ。

コンサート終了後、ロビーで募金活動をするのぶえさんと、母はちゃっかり握手していた。
よかったね!お母さん!!
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by masayama-chan | 2011-05-24 18:41 | Comments(6)

食事の正しい順番   

夕食を取りながらたまに見る、水曜夜のNHK「ためしてガッテン」
先週のテーマは、「アンチエイジング」だった。
見逃せません!

今回のキーワードは、初めて耳にする「AGE」
何の略なのかは忘れたけど(汗)、この「AGE」という物質が老化の原因ということだ。

老化は、体のたんぱく質に糖が結びついて起こる。
血中の糖が多くなると、血管の外に染み出て体に溜まりやすくなる。
これが老化の要因だ。
つまりは、血中の糖を増やさないことが、老化防止に大事ということ。

じゃあ、どうすればいいの?というと、驚くほど簡単!
「食事のとき、先に野菜を食べる」
これだと、血糖値が上がりにくいのだそうだ。

な~んだ。
そんなことなら我が家は100年も前からやっている。
晩酌をしながら、おかずを全部平らげ、最後にご飯を食べるもの。
おかずの順番は、やっぱりサラダや和え物が先でしょ。もう、完璧じゃないの。
とはいえ、お酒はどうなの?という疑問は残りますが(苦笑)

「ウチはヘンだよ。よそのウチは、ご飯も一緒に出てくるよ」
と子供たちはよく言っていたけど、食事の最後にご飯を盛る母は、正しかった。
どうだ、参ったか(笑)



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いただきもののママレード。
甘く、ちょっぴりほろ苦く、さわやかな風味の皮は、(最近知った)ピールかな。
ジャムの類はあまり口にしないけど、これはすご~く美味しい。





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やはりいただきもののワラビ。
この3倍くらいあった。
ここ一週間で、一年分は食べたと思う。
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by masayama-chan | 2011-05-22 20:08 | Comments(4)

形見のバッグ   

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←手作りのバッグ。
2月に亡くなった義母の形見の品だ。





葬儀のときに義妹から、「かあさんがいらなくなった帯で作ったものだけど、
お姉さん、持ってかない?」と言われ、何点か持ち帰った。
娘たちも、一点ずつ譲り受けた。

義母にしてはずいぶん派手な帯だが、若いときに締めたものだろう。

軽くてほどよい硬さ。内ポケットが幾つもついていて、使いやすそう。
でも、どんな服に合わせたらいいものやら。
なかなか出番がなくて、クローゼットの隅にしまったままだった。


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こちらは、次女がもらったバッグ。

先日、札幌から帰省した次女を玄関で迎えた瞬間、「あっ、それ!」
肩にかけていたのは、なんと、この義母の形見のバッグだった。




カジュアルな服に合わせて、なんの違和感もないではないの。
かなり大きめで、私が掛けたらバッグが歩いているみたいだけど、長身の娘にはピッタリだ。
ちゃんと使ってくれていて、天国の義母も、きっと喜んでくれているだろう。
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by masayama-chan | 2011-05-18 23:00 | Comments(6)

ブラック・スワン   

白鳥と黒鳥、純真と官能。
現実か幻想か。栄光か破滅か。
美しく残酷で狂気に満ちた「白鳥の湖」だ。

ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を獲得した、「ブラック・スワン」
昨日の日曜日、府中で観てきた。
両隣に観客がいるのは久しぶり~。


a0108328_20193937.jpgニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、バレエが人生のすべての、生真面目な優等生。


そんな彼女に願ってもないチャンスが訪れる。
「白鳥の湖」の主役に抜擢されたのだ。


ただしそれは、純真な白鳥だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も踊らなければならない難役だった。

純真な白鳥は完璧に演じられても、魔性の黒鳥にはなれないニナ。
強力なライバルの出現がさらに彼女を追いつめ、極度の混乱に陥ったニナ。
現実と悪夢の間をさまよい、次第に狂気の世界に堕ちていく。

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どこまでが現実で、どこからが幻想か。
見ている側も混乱し、暗い闇に抱かれ、息苦しくなる。
精神状態がよくないときには、観ることはお奨めできません。

ニナに取り憑かれたようなナタリー・ポートマンの演技には、圧倒された。
10ヶ月間、毎日5時間のトレーニングを積み、自らバレエのシーンをこなしたという。
オスカー受賞も納得の演技だ。

私見だが、ナタリー・ポートマンは、今のハリウッドで、一番美しい女優だと思う。
人形のようにキレイなのでなく、知的で硬質で意思的な美しさだ。


         テレビで繰り返し見た、名作「レオン」
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少女・マチルダを演じた名子役が、見事なオスカー女優に開花した。
親戚でも友だちでもないけど、嬉しい。
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by masayama-chan | 2011-05-16 20:28 | 映画三昧 | Comments(2)

初めての「脳ドック」   

今日、慈恵医大第三病院で、「脳ドック」を受けた。
健康診断は毎年受けているが、「脳ドッグ」は初体験。
先日、調布のC病院で脳神経外科の受診を断られたのがきっかけだが、前々から一度受けてみたいとは思っていた。
フツーに申し込むと2、3ヶ月待つと聞かされていたが、慈恵医大では、すんなり予約がとれた。ラッキー!

なにしろ初めての体験なので、検査前はドキドキビクビク。
受けた人の話では、検査中は大きな音がすると言う。
ガァーと工事のような騒音かと思っていたが、なんのなんの、さまざまな種類の音の賑やかな演奏?だ。
カランカラン、ガーガー、トトトトトト、ドドドドド、ピーポーピーポー、ガァー。
ビックリしたというか、笑えた。
胃や腸の内視鏡検査に比べたら、事前の準備もいらないし、ゼンゼン楽チン。


ところで、この病院の看護師の服にはエッ?
アロハみたいな派手な模様のシャツに、モスグリーンのだぶついたパンツ。作業着みたいじゃん。
確かに動きやすそうだけど、看護師にはやはり白衣のナース服がいいなぁ~。
って思うのは、オヤジ的発想でしょうか??



a0108328_20513337.jpgそういえば、チェリーも、一年半前に脳のMRI検査を受けた。
犬の場合は、全身麻酔をかけて行なう。

検査に先立ち、同意書へのサインが求められ(サインは当然飼い主が行なう)、かなり大変な検査だった。




さて、今日の結果は?
来月のお楽しみ?です。
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by masayama-chan | 2011-05-13 20:57 | Comments(11)

阪急電車-片道15分の奇跡-   

宝塚~西宮北口間を15分で走る、阪急今津線。
その車内に偶然乗り合わせた人々の人生をあぶり出した群像ドラマを、
きのう府中の映画館で観てきた。
有川浩の小説を映画化した、阪急電車-片道15分の奇跡-

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後輩に婚約者を寝取られた32歳のOL。
恋人のDVに悩む女子大生。
派手なPTA仲間との付き合いに疲弊する内気な主婦。
都会の大学に馴染めない地方出身の男女学生。
嫁との関係が微妙な元気印の老婦人。

死ぬほど不幸ではないけれど、皆それぞれにやり切れない思いを抱えている。

目をかけてやっていた後輩OLに、婚約者を奪われた翔子(中谷美紀)の話が、私には一番おもしろかった。

翔子は、別れ話をのむ代わりに、ある条件を出す。
「二人の結婚式に私を招待すること」

式当日、彼女は純白のウェディングドレスで式場に乗り込んだのだ。
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賢い女のやることでない。
周りの好奇の目に晒されることも、自分がいっそうミジメになることも、
たぶんわかっていた。
でも、ど~うしても気持ちがおさまらない。

「私のほうがずっとキレイ。こんなキレイな私を見て、彼はきっと後悔する」
「結婚記念日には、毎年私を思いださせてやる」
「結婚記念日を、ふたりのいい思い出にさせてたまるか」

あっぱれ、か。愚行か。
おかしくて、切なくて、いとおしくて、涙が出た。

異論はありそうだが、老婦人役の宮本信子はしゃべり過ぎで、うるさい感じがした。
ストーリーの核となる人物だから仕方ないが、ちょっと説教くさい。


PS)
なぜ、説教くさいと感じたかというと、例えば、隣の席に座った翔子に、
「彼とは同じ会社なんでしょ。気持ちがおさまったら、会社はお辞めなさい」って言うの。
これには、ちょっとカチンときた。
社内の男に振られたくらいで会社を辞めるとしたら、OLの5人に1人は辞めなきゃなんない。
(数字の根拠はありません)
でも、まぁ、この映画は、同じ電車に乗り合わせた人たちの、おせっかいな触れ合いがテーマではありますが。
何を言いたいのか、わからなくなってきました(苦笑)
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by masayama-chan | 2011-05-11 19:09 | 映画三昧 | Comments(4)

お母さん、ありがとう~♪   

昨日は、「母の日」
大きな花束をかかえて、実家へ行った。


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「お母さん、いつもありがとう~」
そう言って手渡したのは、赤いカーネンションではなく、白とピンクと黄色の百合。

どうして百合の花束にしたかというと、母の名前が「百合江」だから(笑)




「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
いつも母はこう言って、自分(の名前)を自慢?している。
美しい名前をつけてもらってよかったね、おかあさん。
写真が暗くて顔がよく写っていないのは、ラッキーかな??


a0108328_1872374.jpgでも、本命は、コレ。
さて、何でしょう。
老眼鏡?
ブブー。
正解は、ルーペです。眼鏡タイプの新ルーペ。
眼鏡の上からもかけられる優れもの(らしい)

母は最近、細かい字が見えにくいと言っている。
このルーペが、役に立ってくれるといいけど。


夜は、長女夫婦と、週末に札幌から帰省した次女と、久々に家族揃って我が家で食事をした。

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ケーキは次女が買ってきてくれた。
写真では見えないけど、小さなカーネンションが飾られている。

ワインは、長女夫婦からのプレゼント。






賑やかな食事が終って、長女夫婦が帰っていったあと、
「母の日だったのに、お母さん、忙しくて大変だったね」
と、次女が言った。
ううん、家族揃ってワイワイ食卓を囲むのも、皆からの楽しいプレゼントだもん。
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by masayama-chan | 2011-05-09 18:16 | Comments(10)