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終の信託   

昨日、府中の映画館で、「終の信託」を観てきた。
終末期医療を扱った、周防正行監督の最新作だ。


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呼吸器内科の女医・折井綾乃(草刈民代)と、重い喘息で入退院を繰り返す患者・江木秦三((役所広司)。
2人の間にあるのは、医師と患者としての強い信頼と、人間としての深い絆だ。
江木は自分の命の終わりを、綾乃に託していた。
「最期のときは早く楽にしてほしい」と。

そして、江木が心肺停止状態に陥ったとき、綾乃は重い決断を下す。

3年後、綾乃の決断が刑事事件に発展する。


綾乃を殺人罪で厳しく追及する検察官の塚原(大沢たかお)。

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「あんたがやったことは、殺人だ!」
「私は、回復の見込みがなくチューブに繋がれ苦しむ患者さんを、早く楽にしてさしあげたかっただけです」

「医療か?殺人か?」
難しいテーマだ。
綾乃の側に立つと、塚原は冷徹でイヤなヤツだが、自分の職務に忠実なだけだ。
そして、彼の言っていることは正しい(と私は思う)

綾乃が器官チューブを抜いたとき、江木はそのまま逝かなかった。
もがき暴れた。
綾乃は江木を抑えつけ、致死量の薬液を注射したのだ。
綾乃の行為は人間としては間違っていなかったのかもしれないが、法的にはどうだろう。

綾乃に下された量刑をどうみるか。
観客によって感想は、さまざまでしょう。

なにはともあれ、検察官役の大沢たかおが、カッコイイ~♪
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by masayama-chan | 2012-10-31 18:06 | 映画三昧 | Comments(6)

「気流」   

今日(10月29日)の読売新聞「気流」に、投稿が載りました~♪


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そういえば先日、次女がしみじみと話していた。
「Tラを見ていると、改めておばあちゃんに感謝の気持ちが沸いてくる」と。

私の場合は産後8週間で仕事に復帰したから(当時は育児休業制度がなかった)、まだ2か月にも満たない乳児のころから、母が世話してくれた。
翌年の4月に保育園に入園するまでは、毎日朝から夜までだ。

「どんなに大変だっただろう」と、今にして思うが、当時の私には、母のことを気遣う気持ちの余裕も、やさしさもがなかった。
そして母も、「大変だった」とか、「私が世話をしてやった」とか、そんな恩着せがましいセリフを吐いたことは、これまでただの一度もない。

この文章に込めた思いは、「Tラの世話を頑張りましょう」という決意表明というより(それもあるが)、今まで伝えきれなかった母への感謝なのである。


PS)
娘から、さっきメールが来た。
「友達からメールきた。この投稿って(写真あり)、N子のお母さん?」

過大な期待を抱かれても困るので、娘には隠しておくつもりだったのに。
な~んだ、早速バレたかぁ(苦笑)
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by masayama-chan | 2012-10-29 15:02 | Comments(6)

思秋期   

おととい、新宿武蔵野館で上映中の「思秋期」を観てきた。
哀しく、切なく、痛々しく、胸が締め付けられるような映画だった。

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5年前に妻を亡くしたジョセフは、失業中の男やもめ。
飲んだくれの荒くれ者だ。
怒りの感情をコントロールできず、酒を飲んでは大暴れを繰り返す日々。
ある日、チャリティ・ショップで働くハンナと知り合い、少しずつ心を通わせていく。
高級住宅地に住み、何不自由なく暮らしているかに見えたハンナも、心に闇を抱えていた。
夫からのDVだ。それは、言葉にはできないほど酷い。

映画が始まってすぐだった。
ジョセフは衝動的な怒りを抑えきれず、飼い犬に八つ当たりして(足蹴りにする)死なせてしまう。
犬は、孤独な彼に寄り添ってくれていた唯一の存在だったはずなのに(涙)

そして終盤、彼は再び犬を殺す。
隣家の猛犬だ。今度は幼い少年を守るために。

悲劇的な事件は幾つかあるが、再生を予感させるラストだ。
でも、人生の折り返し点を過ぎたジョセフとハンナに、明るい未来はあるのだろうか。
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by masayama-chan | 2012-10-26 20:06 | Comments(2)

明治座   

昨日(10月22日)は、母と明治座で観劇を楽しんだ~♪
出し物は、明治座創業140周年記念「梅沢富美男劇団 旗揚げ公演」!!

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母と私のところに、例のJ〇マイ〇ズから招待券が舞い込んだのは、ひと月ほど前だったか。
まったくもって惹かれない内容なので、知らんぷりを決め込んだ。
でも母は、「あんたが行かないなら私も行かないけど」と言いつつ、その言葉の裏には「行きたい!」が見え隠れする。
しょうがないか。親孝行のつもりで重い腰を上げた。

公演は3部構成で、中村玉緒や熊谷真美といった豪華キャスト!も出演。
第一部は、笑あり涙ありの人情芝居。
第二部は、歌謡ショー。
第三部は、舞踊絵巻。
豪華絢爛、ピカピカの舞台は、まさに大衆演劇の真骨頂でしょうか。

それにしても、梅沢富美男さんって、なんだか不思議。
素顔は面白いオジサン風なのに、いざ女形に変身すると、この世のものとは思えぬ(本人が言った)艶やかさ、美しさ。
目の保養とは、まさしくこんな絵姿を言うのでしょう~。

あでやかな女形もさることながら、私としては、二部の歌謡ショー、特にジュリーの「勝手にしやがれ」がよかったかな。
ヒット曲が「夢芝居」の一曲しかないので(本人が言った)、他人の歌で盛り上げるしかないみたいです。


明治座は、都営新宿線「浜町」の目と鼻の先にある。
私は初めてだったけど、母は何度か来たことがあるとか。
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お土産は、文〇堂のお菓子の詰め合わせ(何個か、食べちゃいました)

「きっとカステラだよね」、「絶対カステラだよ」
と話していたのだけど(笑)







ちょっと疲れたけど、母が楽しんでくれたのなら嬉しい。
Hさん、少しは近づけましたか、ハイ。
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by masayama-chan | 2012-10-23 15:00 | Comments(7)

秋の花火   

昨日の土曜日、調布市花火大会が開催された。
秋に開催されるのは、2度目か。

遊び来ていたTラが5時過ぎに帰ったので(シメシメ)、急きょ次女と多摩川沿いまで見に行くことにした。
第30回ということだが、会場まで足を運ぶのは、初めてだ。

ちなみに、Tラは、この日初運動会だった。
いっちょうまえに競技に参加したそうだけど、どんな種目やら(笑)


秋の夜、多摩川の河川敷で見上げた花火は綺麗だった。
ひっきりなしに通過する電車も、意外と絵になる。
一人で鑑賞しているおじさんが目に付いた。これも意外。
(花火より、おじさんウォッチングの方が面白い??)


薄着で出かけたので、だんだん寒くなった。
秋の花火は、肌寒い。そして、ちょっぴり寂しい。


  風に流れて、うまく撮れなかった。
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by masayama-chan | 2012-10-21 22:56 | Comments(4)

しいたけ   

「しいたけ」が、いつの間のか生えてきた。
窓を開け突然目にして、一瞬「ギョッ」とした。

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以前は庭に置いてあったのだが、娘に「気持ち悪い」と言われ、ベランダの隅に追いやられた。
私や娘に隠れて?夫が密かに世話をしている。まさに「日陰もの」だ。

「しいたけ」と言えば、近くの乾物屋(?お茶とか海苔とか乾物を売っている店)に、こんな張り紙がしてあった。
「健康はお金で買えません。でも、しいたけはお金で買えます」

以前この店で買い物をしたとき、陳列されている品を落としてしまったことがある。
そのときの店主の言葉が、実にユニーク。
「物は落ちる。引力の法則だ」


話は変わるけど、今日図書館に行ったついでに、週刊A日の例の記事を読んできた。
今話題になっている、H下大阪市長の出自に関するルポだ。
筆者の佐野S一氏は、東電OL事件でも真実を追求した著名なルポライターだから、記事の内容が嘘だとは思えない。
でも、ここまで書くのはどうなのかなぁ~。品性に欠ける気がする。
それとも、日本の将来を託すかもしれない人物の出自を、私たちは知る権利があるのか。
いずれにしても、週刊朝日の売り上げ部数は、きっと伸びるんでしょうね。
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by masayama-chan | 2012-10-19 18:32 | Comments(6)

「篠山紀信展 写真力」   

昨日(16日)、「東京オペラシティー アートギャラリー」で開催中の
「篠山紀信展 写真力」を見てきた。

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50年間にわたって撮ってきたおびただしい写真の中から、厳選された120点が展示されている。

              入り口には、ジョンとヨーコが。
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会場に足を踏み入れて、まずビックリさせられるのは、その写真の巨大さ!
最初のコーナーの展示は亡くなられた方のポートレートだが、
美空ひばりが、三島由紀夫が、渥美清が、きんさんぎんさんが、すごい迫力で迫ってくる。

コーナーの解説文に、
「写真家は往々にして「時の死」の立会人」と、あった。
「 撮られた瞬間から「過去」のイメージであることを宿命づけられている 」

それは、写真に限ったことではないでしょう。
今この瞬間だって、あっという間に過去になってしまうのだから。

女優や歌舞伎役者やスポーツ選手といった有名人のポートレートが多い。
スターたちの、最も輝いた一瞬でしょうか。
その中でも特に、「いいなぁ~」と思ったのは、「Santa Fe」の宮沢りえ。
水密のように瑞々しく、眩しいまでの若さと生命力に溢れている。

「ウラジミール・マラーホフ」と「刺青の男たち」も印象深い。
前者はギリシャ彫刻のように美しい肉体に圧倒されたし、後者は刺青が凄い(笑)
全身刺青の男たちが、30人?40人?これはこれで美しいのだ。


写真を上手に撮る人は世の中に沢山いると思うが、写真家として、日本いや世界の頂点に立つような人は、いったい何が違うのか。
篠山さんは、言う。
「撮った者も、それを見る人々も、唖然とするような尊い写真。めったにそんな写真は写らない。
だって人知を超えた写真の神様が降りて来なくちゃ、すごい瞬間は立ち現れないんだもの」
もはや、神の領域か。


               オペラシティーの巨人。
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巨人の向かい側にある石段に腰をかけ、彼に話しかけながらお昼ごはん(おにぎり)を食べた。
秋晴れの空の下、気持ちよかったわ~♪
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by masayama-chan | 2012-10-17 16:33 | Comments(6)

秋の味覚   

この時期の楽しみの一つは、これ。
長野から送られてくる、「まつたけ」
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貰っておいて言うのもなんだが、今年は数が少ないみたい(苦笑)
不作?かと思ったが、金木犀が香らないと採れないのだとか。
そういえば、今日初めて金木犀の甘い香りを嗅いだ。



こちらは、お土産にいただいた、「うなぎパイ V.S.O.P」
ブランデーの香りがかすかにする、プレミアムうなぎパイだ。
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「うなぎパイ」は「夜のお菓子」らしいが、こちらは「真夜中のお菓子」ですって(笑)
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by masayama-chan | 2012-10-15 19:11 | Comments(2)

白樺   

(だいぶ前の話になってしまうが)富良野での2日目。
「旭山動物園へ行こうか」と娘と話していたのだが、あいにくの雨。
「まだTラは楽しめないさ」と夫が言うので(実は本人が気乗りしない)、義妹の家でのんびりと過ごした。


お昼は、近くのジンギスカンのお店「白樺」へ。
地元では有名なお店らしい。


左奥が「白樺」 手前は「六花亭」
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平日なので、店内は空いていた。
クセがなく美味しいラム肉だったが、野菜がタマネギだけなのが私としては寂しい。
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Tラはお肉は食べられないが、ごはんはパクパク食べていた。
そういえば、この日のホテルの朝食は、私の倍くらい食べた。
おかゆ、パン、スクランブルエッグ、スープ、ヨーグルト、フルーツ等々。
食べることだけは、優等生!




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帰りの旭川空港。
シロクマが気に入ったようで、そばを離れたがらなかった。

Tラは、この旅を、残念ながら覚えていることはないでしょう。
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by masayama-chan | 2012-10-12 12:13 | Comments(4)

ジャズとカボチャ   

日曜日、夫から「自由が丘女神まつり」に誘われていたが、前日のトラ疲れ、雨模様、など、さまざまな理由をつけて、ドタキャン。

本音は、夫に同行したくない(苦笑)
というか、会場には夫の顔見知りがたくさんいるので、なにかと面倒くさい。
ワインがたくさん飲めることを差し引いても、気が進まない。
私は人見知りの上、人付き合いも得意じゃないのよね。


午後雨が上がったので、買い物に出かけた。
駅前まで来たついでに、市役所前で開催されている「商工まつり」を覗いてみることに。
収穫?は、今治タオル(フェイスタオル)5枚千円!
そのうえ、一枚おまけしてくれた(嬉)

市役所横の文化会館では、JAZZライブが開かれていた。
終了間際だったけど、生のバンド演奏を堪能できて、満足~♪
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文化会館の中にある中央図書館に寄り、買い物を済ませて、夕暮れの中を家に帰ると、台所に娘が立っていた。
先日富良野から持ち帰ったカボチャ(義弟作)で、まぁ、こんな料理を(驚)
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ワタをくり抜いた中に、キノコとマカロニのホワイトソースが詰まっていた。
若者の作る料理は、なんてお洒落なんだろね~♪

ホクホクのカボチャに、トロ~リとしたソースが絶妙だ。
夫は、「蓋がうまい」と言って食べていた(笑)
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by masayama-chan | 2012-10-09 18:31 | Comments(8)