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人生の特等席   

クリントイーストウッドの最新作「人生の特等席」を観てきた。
御年82歳。今回は監督ではなく、主演俳優として味わい深い演技を見せている。

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演じるのは米大リーグのスカウトマン・ガス。
長年有力選手を見極めてきた名スカウトマンだが、寄る年波には勝てない。
認めたくはないが、視力の衰えを感じる昨今だ。

最後となるかもしれないスカウトの旅に同行したのは、ひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)
弁護士として活躍するミッキーだが、父親に対してわだかまりを持っていた。
6歳のときに母親を亡くした彼女は、親戚や寄宿舎に預けられ、父親に捨てられたと思っていたからだ。

平坦なストーリー運びである。
親子の確執も雪解けも、想定内というか、予想通りの展開で、目新しさはない。

幼いころ父親に連れられて行った球場。観戦したのは三等席。
いや、あれは三等席なんかじゃなく、私にとって特等席だった。
予想通りの展開であっても、ウルウルきた。
なにより、イーストウッドの偏屈な頑固ジジイぶりが楽しい。
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by masayama-chan | 2012-11-28 18:38 | 映画三昧 | Comments(6)

リコーダーコンサート♪   

昨日の日曜日、都心で開かれたリコーダーのコンサートに出かけた。

場所は、朝日新聞社新館2階にある浜離宮朝日ホール。
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初めて行ったけど、優雅で格調高い雰囲気だ。
音響のよさで、室内楽ホールとして世界的に高い評価を得ているらしい。

静かな空間に響き渡る調和した美しいハーモニー。
軽やかな演奏に、心がふわっと癒される。
リコーダーの合奏は、これまで市の文化会館で何度か聴いたけど、質の高いホールではよりいっそう美しく響く。

この演奏会には、友だちが出演していた。
ステージの真ん中で演奏する彼女は、キラキラと輝いてみえた。
「いいなぁ~、楽器の弾ける人は」と、また羨ましくなったのだけど、スポットライトを浴びるその裏には弛まぬ努力があったことでしょう。

晩秋の昼下がり、素敵な時間をありがとう~♪


PS)
一階には、就職説明会か、たくさんの学生がいた。
3年生だろうか。これから就職戦線に挑むのだろう。
そこは若さと熱気に溢れ、優雅な演奏会場とは違う時間が流れていた。
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by masayama-chan | 2012-11-26 11:39 | Comments(2)

その夜の侍   

昨日、新宿武蔵野館で「その夜の侍」を観てきた。

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小さな鉄工所を営む中村は、5年前に逃げ事件で最愛の妻を亡くした。
犯人の木島は、刑期を終えて出所。その木島のもとに、差出人不明の脅迫状が毎日届く。
「お前を殺して俺も死ぬ。決行まであと〇日」
ひとことで言うと、復讐劇だ。でも、単なる復讐劇ではなかった。


中村。
ぼさぼさの髪に分厚い眼鏡。
薄汚れた作業服からは汗と油の臭いが漂ってきそう。
風采の上がらない中年男だ。
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妻を亡くした深い悲しみと喪失感の中で、彼は復讐を誓う。
抜け殻のようでありながら、狂気を感じさせる主人公に、堺雅人がなりきっている。


木島。
粗暴、粗野、野卑。
この世からいなくなって欲しいくらいのワルを、山田孝之が憎々しく演じている。
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犯行日(妻の5回目の命日)。
台風到来。土砂降りの中、泥まみれになって格闘する中村と木島。
やるか、やられるか。
でも、ラストは意外な展開を見せる。

ネタバレになるけど、この映画のキーワードは、
「たわいのない話をしたかった」

木島に半殺しの目にあわされながらも、行動を共にする同僚の男。
難癖をつけられ辱めを受けながらも、木島に寄り添う女。
彼らの気持ちが、よくわからない。
男は言う。「暇だから」と。
女は?きっと寂しいのだろう。

「カーネーション」で名前を全国区にした綾野剛も重要な役どころだ。
「平凡に暮らしたい」と望みながら、いつも凶暴な木島のそばにいて翻弄され続ける。なぜ?
「おれがいないとダメだから」

登場人物は、みなしょぼくて哀しい。
木島も例外ではないのかもしれない。


新宿武蔵野館。
東京では、ここでしか見られない映画が結構あるのよね。
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by masayama-chan | 2012-11-22 18:28 | Comments(6)

喪中ハガキ   

2週間ほど前から、喪中ハガキがポツポツと届くようになった。
「あぁ、もうそんな季節なのか」と、気が急く。
先週は3通あって、いずれも届いたハガキで亡くなられたことを初めて知った。
内、2通は同世代というか、ある時代を一緒に過ごした方たちだ。
一人は学生時代の友人であり、一人は職場の後輩。
すごいショックだった。茫然として言葉もない。
会うことがなくなってずいぶん経つけど、元気な姿しか知らない。
人の命は、なんて儚いのだろう。明るい笑顔しか思い浮かばないので、余計そう思ってしまう。
ご両親ではなく、本人の喪中を知らせるハガキを相次いで受け取るとは。
自分もそういう年代に入ったということか。


ショックと言えば、NHKの森〇健成キャスターの事件も大ショック!!
穏やかな表情とソフトな語り口。言葉の端々に温かい人柄が感じられて、何を隠そう、私は密かなファンだった。
「お酒が入ってついやっちゃたのかな。NHKは見捨てずに再生の道を用意して欲しいよね」と私が言えば、
「何言ってるの!れっきとした犯罪だよ。公共放送でニュースを読めるわけがないでしょ。インサイダー取引より罪が重い」と娘。
どこからインサイダー取引が出てきたのか知らないが、若い娘は手厳しい。
世間の風も、彼に冷たく厳しいのだろうか。
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by masayama-chan | 2012-11-20 08:27 | Comments(2)

北のカナリアたち   

吉永小百合主演の最新作「北のカナリアたち」を、昨日府中の映画館で観てきた。

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北海道の離島が舞台。
20年前、小学校の教師・川島はる(吉永小百合)は、生徒6人の小さな分校に赴任した。
熱心に子供たちと向き合い、歌を通して子供たちの心を明るく前向きにする。
素敵な先生だ。
そんなある日、衝撃的な事故が起きる。
その事故がもとで、はるは追われるようにして島を出た。

湊かなえの「往復書簡」に収録された「二十年後の宿題」が原案。
本は読んだことがあるけど、ストーリーはだいぶ違う気がする。
でも、偶発的な事故が巻き起こすサスペンスの要素は投影されている。
哀しくせつなく温かいヒューマンサスペンスドラマだ。

20年後の子供たちに、森山未来、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平。
皆よかったけど、森山未来の演技が特に印象的だ。
ラストシーンで、「おれ、生きていていいだよね」と、はるに言う。
不幸な生い立ちと過酷な運命。つらい。明るい未来は想定できない。
でも、「生きている」そのことに意味はあるのだろう。

推定60歳の現在と、推定40歳の分校の教員時代を、小百合さんは演じ分けている。
いずれも透明感のある清楚な美しさだ。

小百合さんの夫に柴田恭兵、父親に里見浩太朗。
そして、出番は多くないけど、はるが島を追われるきっかけとなった警官役に仲村トオルが扮している。

あ~、ちょっとだけど、小百合さんと仲村トオルのラブシーンもあります!
仲村ファンの私としては、これをどのように受け止めたらいいのでしょう~(笑)
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by masayama-chan | 2012-11-16 16:22 | 映画三昧 | Comments(2)

ママコート   

「もしかして捨てちゃったかも」と思いつつ、納戸のダンボール箱をひっくり返したら、出てきた。
懐かしの「ママコート」、そして「おんぶ紐」も。

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娘たちが赤ちゃんのとき使ったものだ。
袖口がだいぶ伸びているけど、まだ着られなくはない(と思う)
出番はあるだろうか?
今どきこんなコートを着ている人は見かけないし、それ以前にTラを背負うことができるかどうかという問題がある。

Tラは、保育園に通い始めて早々に洗礼を浴びた。
風邪のウィルスをもらって、鼻水と鼻づまりが酷い。
「熱はないから」と登園させているが、体調の悪いときに慣れない場所で一日を過ごすのが可哀そうな気がして、早めに迎えにいってやっている。
写真右ブルーのおんぶバンド(?)で、胸に抱えて帰ってくるが、これ、結構きつくて背中と腰にくる~!!

そして、このところ、Tラのほっぺはリンゴのように赤い。
熱でもあるのかと思ったが、「しもやけ」らしい。
毎朝早く、自転車で風を切って行くからね。冷たい空気にやられたのでしょう。
色白の美肌が自慢だったのに、今や赤いほっぺの洟垂れ小僧だ。
でも、負けるな!
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by masayama-chan | 2012-11-12 22:20 | Comments(6)

「時の余白に」   

おととい(11月7日)、久々に「〇〇うりこ〇まの会」の例会に出席した。
今月の講師は、読売新聞編集委員の芥川喜好さん。


長年美術記者として活躍され、6年ほど前から毎月最終土曜日の朝刊に、長文のコラム(「時の余白に」)を書かれている。
静謐で香り高い文章に、毎回心が洗われる思いだ。



芥川さんのお話を聞くのは、今回が2回目。
前回は、確か4年前だったかな。
4年前とちっともお変りない。
美しい銀髪の、端正で上品な紳士だ。
とぼけた語り口に、つい笑いがこぼれる。
どこまでが本音で、どこからが冗談なのか。
翻弄されるのも、また楽しい。

今回の講義は、今年の5月に刊行された「時の余白に」(みすず書房)の話がメインだ(といっても、話はすぐ脱線する)。

謙虚な芥川さんがあえて自分の本をテーマに取り上げたのには、理由がある。
編集者へのある思いからだ。
心の琴線に触れるお話なのだが、果たして書いていいものやら。
講義中、「今日の話は、ここだけ」と、「ここだけ話」のセリフが何回も出てきた。
「ここだけ」をどこまで真面目に受け止めていいのかは、よくわからないのだけど。

芥川さんは、「隅っこ」がお好きだとか。
群れず、騒ぎに加わらず、隅っこにいたい。
「時の余白に」は、「低い視点からものを見る」というスタンスで書かれている。
「隅っこ」と「余白」、通じるところがありませんか?

まぁ、とにかく本を買ってみることにしよう。

読売新聞本社一階のエントランスは、数えきれないくらいの花で溢れていた。

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by masayama-chan | 2012-11-09 13:36 | Comments(2)

お誕生日会~♪   

今月8日に一歳になるTラの誕生日会が、昨日娘の家で盛大(?)に開かれた。
キリンみたいに見えるのは、「1」の文字。

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一升餅を背負うTラ。
とんがり帽子を無理やり被らされ、重い荷物をしょわされて、一歳になるのも楽じゃないよ~。

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ママ手作りのバースデーケーキ。
ちっちゃなパンケーキは、パパが焼いたんですって。
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生クリームに見えるのは、ヨーグルト。
大好きなフルーツと玉子ボーロが、トッピングされている。


Tラの食欲は底なし沼のごとし。
猛獣みたいによく食べる(笑)
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お礼に、笛を吹いてくれた。
一応、音は出ました~♪
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早産児のため、生まれた直後は管にたくさん繋がれて、一時はどうなることかと思ったけど、風邪ひとつ引かず元気に育った。

今週から試練が待ち受けているけど、頑張れ!ファイト、Tラ!
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by masayama-chan | 2012-11-05 15:23 | Comments(10)

保育園生活スタート!   

来週のTラの誕生日(11月8日)に、娘は仕事に復帰する。
ということで、Tラも準備態勢に入った。
つまり、保育園に慣れておくということだ。

「慣らし保育」初日の昨日は、2時間の保育。
私も園の場所を確認しておきたいので、娘と一緒に迎えに行った。

保育室をこっそり覗くと、部屋の真ん中にひとり座って、泣いていた。
娘の顔を見ると、さらに大泣き。

ムリもない。初めての保育園。周りは知らない人ばかり。
見知らぬ国に、いきなり置いて行かれたようなものだもの。
なんだか不憫になった。

保育士によると、初めはおもちゃで機嫌よく遊んでいて、おやつも全部食べたそう。
しばらくしてふと気づくと、ママの姿がどこにもなくて、不安になったのでしょうか。


娘がTラぐらいのとき、出勤の朝泣かれるたびに(毎朝だが)、
「幼い子をこんなに泣かせてまで働くなんて、私、間違っているかも」と、気持ちが揺れた。
でも、子供が母親を慕って泣く期間はわずかだ。
娘もTラも、頑張れ!フレー、フレー。


保育園の前で。
ヘルメット姿も勇ましく?
お誕生日を目前にして、何歩か歩けるようになりました!

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by masayama-chan | 2012-11-02 18:21 | Comments(6)