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「幼な子 われらに生まれ」   

昨日は、テアトル新宿で、「幼な子 われらに生まれ」を観た。

原作は重松清。重松清らしさを期待するなら、期待を裏切らない作品だ。


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主人公の田中信(浅野忠信は、バツイチのサラリーマン。

再婚した妻・奈苗(田中麗奈)もバツイチで、2人の娘は奈苗の連れ子だ。

別れた元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にも、娘が1人いる。

信は仕事より家庭を優先して(よって片道切符の出向を命じられるハメになるのだが)、血のつながらない娘たちと「家族」を築いてきたつもりでいた。

だが奈苗に新しい命が宿ると、長女は信に対してひどく反抗的になる。
憎らしいほど辛らつな言葉を浴びせる。

「やっぱりこのウチ、いやだ。本当のパパに会わせてよ」


観ながら、「難しいなぁ」と、信に同情した。

長女は小学6年生。思春期の入り口に立ったこの時期、女の子は本当に難しい。
親に対して批判的で反抗的だ。

実の娘でも手を焼くのに、ましてなさぬ仲ならいかばかりだろう。

妻の反対に耳を貸さず、長女を実の父親に合わせようと奔走する信は、立派なのか、やけっぱちなだけなのか。

探し出した本当のパパ・沢田(宮藤官九郎)は、ろくでもない男だった。

離婚の原因は、妻や子への暴力だ。

彼は娘に会う気はないと言い、「自分の人生に妻や子供は邪魔」とうそぶく。

妻・奈苗と元妻・友佳は、対照的だ。

奈苗は家庭的な専業主婦。友佳はバリバリのキャリアウーマン。

元妻・友佳は、キャリアを優先させるため信に内緒で子供を堕胎したことがある。

「仕事と子育てを両立すればいいじゃないか」と信は友佳を責めるが、それは男の正論だ(と私は思う)

キャリアを築くのにどうしても中断できない仕事があれば、「今ではない」と決断するのも止む得ないことではないだろうか。

「今産んだら一生後悔する」という友佳の気持ちに、どうしてもっと寄り添えなかったのだろう。

まぁ、だから2人は別れることにもなるのだが。

一方の奈苗は、やさしく穏やかで夫に寄り掛かって生きるタイプだ。

信のような男には理想的な(あるいは都合のいい)妻かもしれないが、沢田には重荷だった。

家でずっと自分の帰りを待つ妻が重くて、仕事帰りの足が遠のいた。

卑怯でだらしなく偽悪的な沢田だが、最後にチラッと覗かせる父親の顔が、微笑ましくもせつない。
                                          

新しい命の誕生ですべてが丸く治まるとは思えないが、新生児の産声には希望を感じる。。

信はこの先も、もがきながら悩みながら家族を紡いでいくのだろう。
                                        

原作は21年前に書かれたものだが、この手の話(血のつながらない親子)は普遍的なのでしょうね。
元妻・友佳が信に放つ言葉も……。
「理由は聞くくせに、気持ちは聞かないの。あなたって」

                                                            

<蛇足>

信が利用する最寄り駅には、斜行エレベーターがある。

「この駅、どこ?」と思ったが、西宮名塩駅とか。知らないはずだわ。

なのに、近所のふりして府中の伊勢丹デパートも出てきます(笑)


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by masayama-chan | 2017-08-30 17:51 | 映画三昧 | Comments(2)

調布よさこい2017   

昨日(827日)、「調布よさこい」が開催された。

旧甲州街道(調布駅北口~布田駅間)を流して歩く。

多摩川の花火、野川のライトアップと並んで、わが街調布の名物詩のひとつではないだろうか。

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高校生の乱舞。

躍動感があって、いいなぁ~。

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市外のチームも参加している。

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布田天神では、ジャズが演奏されていた。

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        おや、花より団子の人もいる(;^ω^)

        黒蜜かき氷を手に真剣な表情ですこと。

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             駅前で、本物?の白バイに乗る!

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雨の年もあったけど、今年は天候に恵まれた。

それほど暑くもなく、見ている分にはよさこい日和だった。


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by masayama-chan | 2017-08-28 18:40 | Comments(0)

鎌倉やさいとRiche   

先週、布田駅前の「鎌倉やさいとRiche(リッシュ)」で食事をした。

前々から気になっていたお店だ。

「鎌倉やさい」って、どんな野菜かなぁと。

布田駅から1分、我が家からは徒歩20分ほどの小さなお店。

(パンフレットの写真)

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「鎌倉やさいバーニャカウダ」

野菜は、鎌倉近辺で採れた高品質なものとのこと。

赤や緑、黄色、白、オレンジ、紫。目にも美しい。

野菜がこんなにキレイなのは、私たちに食べてもらいたいからでしょうか。
歯ごたえがあって、瑞々しいこと。

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「チーズとドライフルーツの盛り合わせ」

ややクセのあるチーズが、赤ワインに合う。

と言っても、私はノンアルコールワインだけどね(寂しい(;_;))

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「足赤海老のフライ」

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「マッシュポテトとひき肉グラタン」

ひき肉がいっぱいでボリューム満点!

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「おきなわ和牛ハンバーグ」

(撮り忘れたのでパンフレットの写真)

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ハンバーグの上の白いソースは何でしょう。

「当ててみてください。当てた方は、まだ誰もいないんです」と、料理を運んできた若い女性のスタッフ(かわいい)が思わせぶりに言う。

私は「山芋かな」と思ったが、違った。

連れは難なく当てて、「そうです!すごい!」と、彼女に褒められていた。

口惜しい!(笑)

料理もスタッフの応対も、とても丁寧で居心地のいいお店だった。


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by masayama-chan | 2017-08-26 16:52 | Comments(6)

虫捕りと工作   

ギガ恐竜展へ行った翌日は、神代植物公園へ虫捕りに行った。

この日のお目当ては、「カマキリ」

家を出るときから、「カマキリのことで頭がぱんぱん」と、足取り軽く心弾んでいた。

頭は汗でシャワーを浴びたよう。

Tシャツの背中は、白くなっている。

汚れたのかと思ったが、なんと汗の結晶?塩だった!(爆)

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でも、探しても探しても見つからない。

陽がギラギラ照りつける中、園内を2時間近く歩き回って私はフラフラに……。

Tラのエネルギーには、もうついていけないなぁ~。
                                           

諦めて帰ろうとしたとき、彼はヘン?なものを見つけてしまった!

幼虫だぁぁ~~。

まぁ、この際なんでもいいか。

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自分のおうちにもって帰ってね。
美しい蝶に変身することでしょう。

                                                
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                                     

娘から送られてきた写真。

恐竜展で買ったプレシオサウルス(左)を真似て、作った。

恐竜展へ行ったら工作をするのが、ママとのお約束。

会心の出来栄えだ!
                                         

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by masayama-chan | 2017-08-24 20:15 | Comments(0)

「ギガ恐竜展2017」   

先週の金曜日、幕張メッセで開催中の「ギガ恐竜展2017」へ出かけた。


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平日の早い時間だったせいか、思ったより空いていた。

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大き過ぎて、カメラに収まらない。

こんなに巨大な生物が地上に生息していた時代があったのだと、改めて驚かされる。

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一口に恐竜といっても、大きさや形は様ざま。

角があったり、鎧や帆を持っていたり、二足歩行だったり、四足歩行だったり。

それなりに、理由がある。

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会場に入ると、スマホをTラに独占されてしまって、写真はほとんど彼が写したものだ。

まぁ、私が撮ってもあまり変わらないかもしれないが(笑)

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こちらは、ロボット。

がぉ~~と、迫力満点。 

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初めて知ったが、恐竜は爬虫類らしい。

卵を産むから哺乳類でないことは確かだが、爬虫類と言われてもピンとこない。

恐竜は、あくまで恐竜である(;^ω^)
                                                            


手にしているのは、「プレシオサウルス」

疲れたけど、楽しい一日だったね。
                                        

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by masayama-chan | 2017-08-20 16:54 | Comments(2)

雨上がりの神代植物公園   

朝方涼しかったので、久々に神代植物公園へ出かけた。

雨上がりの園内は、人影少なく、吹く風が心地いい。

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ダリアが見ごろ。

 母の子守唄

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ピンクパンサー
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クライズチョイス
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アルペンダイアモンド
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立派なひょうたん

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バラ園。

繁った葉と小さめの花が、それなりに楽しめる。

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この時期、一番の見ごろは百日紅(サルスベリ)かな。

実際は、もっと鮮やかだった。

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百日紅は調布市の花で、街路樹にも多く使われている。

私はもちろん!戦後生まれだけど、燃えるような鮮やかな花の色に終戦を連想してしまうのはなぜでしょうね。


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by masayama-chan | 2017-08-12 20:24 | Comments(0)

「狂うひと」   

昨日のブログにも書いたけど、先日図書館で借りてきた「狂うひと」を読んでいる。

(副題:「死の棘」の妻 島尾ミホ)

作者は、ノンフィクション作家の梯久美子。

昨年度の読売文学賞の評論・伝記賞を授賞した作品だ。

だいぶ前に図書館に予約を入れていたのだが、すっかり忘れたころに回って来た。

予想外の666ページという厚さに圧倒され読む気を失っていたが、おととい観た映画の原作者が島尾ミホという偶然。俄然興味が湧いた。

だが、時すでに遅し。明日、返却しなくてはいけない(惜)

第一章の「戦時下の恋」を読み終えるのが、精一杯か。

「戦時下の恋」の話は、映画そのまんまだ。


-序章「死の棘」の妻の場合-

「そのとき私は、けものになりました」で、本は始まっている。

梯さんの取材に応じた晩年のミホの言葉だ。

けものになったのは、昭和299月、夫の日記を見たとき。
日記には他の女性との情事が綴られていた。

髪を逆立て、うなり声をあげ、四つ這いで畳の上を這いまわる。

ゥワァァ--ッと、まるでライオンのように。

正気を失ったミホは、そのときから家事も育児も放棄し、昼夜の区別なくひたすら夫をなじり詰問を繰り返す。

狂気の沙汰のミホとの壮絶な日々を綴った「死の棘」は読んだことはないが、内容はなんとなく知っている。

妻が入院した精神科閉鎖病棟で共に暮らしたり、退院後もなじられ罵倒され問い詰められる日々……。
身から出た錆とはいえ、そんな夫に同情した。

だが、実際はそれほど単純な話でもなかったようだ。

そもそも、自らの浮気を綴った日記を妻の眼に触れるところに置くだろうか。
それも机の上に広げて。

小説家として名を成したかった島尾敏雄陰謀説?もあるらしい。

夫が仕掛け、それにうまく妻がかかった。壮絶な夫婦愛として、小説はヒットした。

まさかね。

ともかく、浮気は事実だし妻がライオンになったのは確かなようです。



一緒に借りたのは、荻原浩の「海の見える理髪店」

こちらは、前回の直木賞受賞作。

鼻の奥がツンとする、ほのぼのした話だ。

一瞬、重松清かと錯覚した。

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by masayama-chan | 2017-08-10 16:22 | Comments(2)

「海辺の生と死」   

昨日、テアトル新宿で「海辺の生と死」を観た。

原作は、島尾敏雄の短編小説「島の果て」と、妻ミホの小説「海辺の生と死」。

あの「死の棘」の夫婦の出会いを、抒情豊かに描いた作品である。


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2次世界大戦末期、奄美群島の加計呂間島で、朔(島尾敏雄がモデル)とトエ(ミホがモデル)は出会う。

トエは国民学校の教師。

朔(さく)は、島に赴任してきた海軍特攻艇部隊の隊長。

死を覚悟した極限の状況の中で、ふたりは惹かれ合い、逢瀬を重ねる。

特攻戦の命が下された813日の夜、トエは頭から水を被って身を清め、死装束を身にまとって浜辺へ向かう。

朔の出撃を見届けたあと、岸に立ち喉に短剣を突いて自決するつもりでいた。

だが、出撃を前にして、終戦。

映画はここで終わるが、死をもって終わるはずだった2人の恋の行く末は、「死の棘」で私たちが知るとおりだ。

島の景色も言葉も唄も、民話?のように叙情的でのどかだ。

集団自決のための穴を掘る島民の表情も、なぜか悲壮には見えない。

それだけ死は身近だったのかもしれない。

トエに満島ひかり、朔隊長に永山絢斗が扮している。

若き特攻艇隊長の複雑な心理を演じた永山絢斗も魅力的が、満島ひかりの演技は圧巻。

「トエ役にはこの人をおいていない」と思わせる。

一途なひたむきさは、その後夫の情事により正気を失い精神に異常をきたすミホを連想させなくもなかった。


偶然にも、今図書館で借りてきた「狂うひと」を読んでいる。

梯久美子による島尾ミホの評伝だ。

650ページを超える大作で、明後日返却期限だというのに、まだ50ページくらいしか読んでいない(汗)

表紙の写真は、敏雄と出会ったころのミホ。

キレイな人でしたね。


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by masayama-chan | 2017-08-09 21:15 | 映画三昧 | Comments(2)

不調   

不調と言っても、体調ではない。

パソコンのメールの機能がヘンテコになっている。
な~んだ、ですかね(;^ω^) 
                                    

先週、電話回線をNTTからKDDIへ変更。

「auひかり」に加入したらしい。

「らしい」というのは、夫がすべてを取り仕切っていて、詳しいことは私にはよくわからない。

インターネットの環境も変わったようだが?特に問題ない、はずだった。
                                          

ところが、である。

メールの機能に異変が生じていた。

受信は正常にできるのに、送信ができない。なぜか、送信だけができない。

そんなことってあり?

同じ環境下の夫のパソコンのメール機能には全く問題ないというのに。
                                              

夫はエラーを解析し、問題解決に向け連日熱心に取り組んでいたが、埒が明かずついにギブアップ。

昨日は、「会社の詳しいヤツに聞いてみる」と言って、私のパソコンを持って出社した。
                                          

結果、なんとも不思議。

会社では、ちゃんと送信できるというのだ。

受信も送信も全く問題なし。

これって、どういうこと??

我が家の空気がおかしい、としか思えなくなった。
                                        

まぁ受信は出来るのだし、そもそも親しい人とのメールのやり取りはほとんどスマホだから、決定的なダメージはないかもしれない。

ただ私の場合、スマホの文字入力が苦手で、とても時間がかかる。

長文のメールを送るときは、パソコンで行っていた。

だから、趣味の投稿にも支障をきたす(泣)

(この項、続く)
                                        

PS:

昨日も今日も、8月にしては涼しい。

来週の月曜日は(7日)は、立秋。

まさかこのまま夏が終わってしまうんじゃないでしょうね。


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by masayama-chan | 2017-08-03 20:15 | Comments(3)