お施餓鬼(おせがき)
2010年 07月 13日
昨日、浜松にある菩提寺へ母と行ってきた。
7月12日は、お寺で施餓鬼会が施される。
遠いので新盆の昨年だけでいいかと思っていたが、母は毎年行きたいらしい。
施餓鬼会で一時間正座しているのは、私にはかなりの苦行。
なぜみんな平気なんだろうね。
会の前に墓参りをする母。
ずいぶん長く手を合わせていた。
何を話しかけているのでしょう。
後姿は、75歳くらいに見えるよ(笑)
お寺に行く途中、14年前に亡くなった伯母(母の姉)のお墓参りをした。
お墓は磐田市刑部島にある。
「ねえさん~、来ましたよ」と話かける母。
「おばさん、初めて来ました。遅くなってごめんなさい」と、私。
なぜだか、ウルウルした。
帰りの車の中で、母は父や伯母の話を懐かしそうにしたあと、
「みんな思い出になってしまった」と、ポツリ。
そうだよ。お母さん。みんな思い出になってしまうんだよ。
仕方ないよ。今このときだって、やがて思い出に変わるんだから。
そして、今日13日は、迎え火を焚いて亡き父を迎えた。
by masayama-chan | 2010-07-13 23:32 | Comments(12)
おかあさまの胸中にはいろいろな思い出がたくさんつまっているのでしょうね。
それにしてもお若いわ。70歳でとおるのではないかしら。
私も自分が子どものときは、おがらを焚いて迎え火をしたけれど、今はそういう行事をしているおうちも少ないかもしれないわね。第一、マンションでは無理ですものね。提灯を出したり、子ども心にうきうきしていたものです。
昨日は、迎え火を焚く準備の品を買いに行く途中で出会ったのね。
やはりそういうのは、私たちの代が伝えないと、すたれてしまうものですね。
だけど、私は全く正座がもうできない。1時間どころか1分もだめ。最近では、お寺さんに行くと、低い椅子が置いてあって、助かります。
「何やってるんだろう」って思ったんでしょうね。火遊びじゃないよ(笑)
としちゃんとこは、8月だったの?実家では昔から7月にやっています。
でも、あまりにもきつくて、「来年は、どうしよう」って思ったわ。母は平気みたいだから、きっと来年も苦行に耐えることになるでしょう。
迎え火を焚くのは、少し暗くなってからのほうがいいと思っていたけど、母は、「迎え火はなるべく早く、送り火はなるべく遅く焚く」って言うの。
それだけ故人の霊と長くいられる、ということなのね。
こちらは8月がお盆です、16日に五山の山に送り火が焚かれます。
私も家ではしないのでダメですね。
7月16日は父の18日は妹の命日なので今年はその日にお参りに行こうと思ってます。
お母様は本当に姿勢がいいわね。
姿勢が決め手だわ!(若々しい)
ウチの母などは年々目に見えて年をとってきていますけど、マサさんのお母様は年を食べてしまっているの?
やっぱり踊りをしているから背筋がピンとして素敵ね。姿勢は健康と若さの原点ね。75歳なんて失礼よ。74歳には絶対見えると思うわ(笑)
それとマサさん泣かせるぜ。こうしている今も確かに思い出にかわっていくのよね。大事にしなきゃ、自分の時間も人との関わりもって・・・気づかされたわ、ありがと。実行は別腹?かもしれないけれど(汗)
本当にお母様、背筋が伸びて凛としていらっしゃいます。素敵!
私の父も今年の三月に他界し、今年は初盆(九州は8月)です。
父は亡くなって寂しくなったけれど、きっと未だ未だ母は元気でいてくれると、マサさんのお母様のお姿、お話に私いつもとっても励まされています。
お母様のお元気な写真を是非これからも時々拝見させて下さいませね。
8月がお盆のところも多いのね。大文字焼も迎え火だと聞きました。
お父さまと妹さんの命日が近いのは、偶然かもしれないけど運命的なものを感じます。
明日、お墓参りの行かれるのかしら。
それはそれで、けっこうショックかなぁ~(苦笑)
まぁ、姿勢のいいのは見習いたいと思っています。姿勢をよく保つのって、意識だけじゃなくて腹筋とか背筋力もきっと大事なんでしょうね。鍛えなきゃ。
「姿勢がいいってよく褒められるけど、キレイだとは誰も言ってくれない。昔は、よく言われたんだけどね」
ひょっこりさん~、これ、どうフォローしたらいい?(苦笑)
エラソーなこと書いたけど、ところで私、きょう1日何してたっけ?
実行は、そう、別腹、別腹(笑)
お悔やみ申し上げます。
まだ4ヶ月くらいしか経っていないので、お母さまの悲しみも完全には癒えていないでしょうね。
でも、母もそうですが、時がなつかしい思い出に変えてくれると思います。
ちょっと意地悪なのが、元気の秘訣かもしれませんね。
母の写真ですか。後姿が、いいかと思います(笑)