「カメのポーズ」と「ベネット錠」
2011年 01月 20日
「カメのポーズ」をとったとき、肋骨の辺りが、「ポキッ」と音を立てたのだ。
ちなみに「カメのポーズ」とは、内股の間から両手を入れ、その手を背中に回して繋ぐという、かなり難度の高いポーズだ。
自慢じゃないが、ご高齢の方が多い教室では、私しかできない。
皆から、「マサさん、すごい、すごい」とおだてられ、いい気になって思いっきり胸をそらしたら、「ポキッ」
おぉ、イ、イ、痛っ!!
痛みは続いたけど、そのうち直ると思って放っておいた。
ところが、数日して娘に話すと、
「肋骨、折れたんじゃないの?わりと簡単に折れるからね」と、恐ろしいことを言う。
「まさか」と思いつつ、気になって整形外科を受診した。
「どうしましたか」と、先生。
「あの~、ヨガでカメのポーズをとったとき、この辺がポキッと」
「ふんふん、カメね」といいながら、先生はカルテになにやら書き込む。
先生の後ろで、ナーズが笑いをこらえているように見えたのは、気のせいか。
レントゲンを撮った結果、骨に異常はないことが分かった。やれやれ。
ついでに骨密度の検査もしてもらった。
軽い気持ちで検査を受けたのに、なんと骨密量が減っていることが判明!
ショック。やせっぽちだけど骨密量には根拠のない自信があったのに(泣)
血液検査や尿検査の結果(治療方針を決めるための検査らしい)、
骨粗しょう症の治療に用いる「ベネット錠」という錠剤を処方された。
これが、まぁ、なんともやっかいな薬。
週に1回、起床時に飲む。服用後は少なくとも30分は横になってはダメ。飲食もダメ。
「はたして忘れずに飲むことができるんだろうか?」と当初は自信がなかったが、なんとか続いている(忘れるときもある)
「ひょうたんから駒」ではないが、「カメのポーズ」から「ベネット錠」
これを、幸いと捉えるべきか。
幾つになっても、「カメのポーズ」が出来るしなやかな体でありたいものよ。
by masayama-chan | 2011-01-20 20:15 | Comments(8)
大丈夫ですか?
カメのポーズを想像するにとても私にはできません(苦笑)
そりゃ自慢もしたくなると思うわ♪
私も骨折したときに骨密度を調べたのです。
私も実は密かに自信があったのに先生曰く、「年齢相当。。。ですね」
ガクッ。。。
あれからもう数年経ってるので少し心配です。
スキーがいつまでもできるように骨密度は重要なのよね(笑)
マサさんも無理をせずにヨガを楽しんでくださいね。
私が医者から聞いた話では、これは宇宙飛行士(野口さんとか山崎さんとか?)も同じ薬を飲んでいるので、宇宙から帰ってもすぐに歩けたんですって。宇宙は無重力だから筋肉が低下するそうです。
亀のポーズもいいけれど、骨は大切にしなくちゃね。
しばらくヨガは休んでいましたが、今週から再開しました。
でも久々なのと寒さで体が縮こまっているのとで、どうも動きが鈍かったわ。今は、カメのポーズは無理みたい。何事も、サボらずに継続することが大事ですね。
さとさんも、機会があれば骨密度を測ってみて。私も、前回は(3年前くらい)問題なかったのよ。
私の周りでも、この薬を飲んでいる人がチラホラいます。というか、今回処方されてみて、「あの人が言っていた薬って、コレだったんだ」って思ったの。
忘れやすいので、前の日寝る前に食卓の上に置くことにしたのよね。といっても、その置いておくことをすっかり忘れちゃったりするんだけど(苦笑)
そうそう、無重力の世界にいると骨粗しょう症になるんですってね。地に足をつけて歩くことは、だから大切なのね?
私などテーブルの上に置いていても飲み忘れることがありますよ。
マサさんのように軽量の方は、気をつけたほうがいいと思います。骨にもある程度の負荷が必要だと聞きましたので・・・。
お互いに頑張りましょう。
私は朝食は食べなくても平気だし、二度寝も出来ないタチなので、そこは大丈夫なんだけど、問題は忘れやすいことよね。
そうなんですよね。小柄で痩せた人は骨粗しょう症になりやすいと聞きました。
でも、母は私より一回り小さくて少食ですが、骨密度は低くないんですよ。これも、踊りのおかげかしらね?
まったくダメでした。
そして、私はステロイドの副作用で、骨粗鬆症になりやすいというのがあって、ボナロンというのを飲んでます。
まったく飲み方は同じ。早起きなので、問題ないけど、それでも忘れます。
骨密度は、測定したら、若い頃の94パーセント、現在の年年齢の104パーセント。
この薬は忘れやすいし、スキーに行っていると飲めないので、1年に1回くらいは、薬をもらわない時が出てきてしまいます。
何曜日が忘れにくいかなぁ~って、試しています。当初は月曜日だったけど、ここ2回ほどは日曜日。平日よりは忘れにくい気がするわ。