「おせがき」
2011年 07月 15日
浜松にある実家の菩提寺で営まれた「施餓鬼会」に、母と出かけた。
「施餓鬼会」とは、読んで字のごとし。
「誰からも供養してもらえない餓鬼に飲食(おんじき)を施し、供養する」
その功徳を先祖代々の霊位にふりむけ、極楽浄土でやすらかに暮らせるように念じるのが、私たち子孫の務めなのだ。
菩提寺には、一番乗り。
気づいたのだが、母は毎年同じ服を着ている。
そういう私も、人のことは言えない。
新入りの霊(この一年で亡くなった方)が、今年は26人だった。例年の倍近い。
「来年は、あっちにいるかもしれない」と、母。
フォローできず(汗)
帰りの車の中で、母のおしゃべりが炸裂。留まるところを知らない。
静岡を過ぎたあたりから寝たふりをしていたら、本当に寝てしまった(笑)
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おとといの13日には、実家の玄関先で迎え火を焚いて父の霊を迎えた。
今日(15日)は送り火を焚き、精霊を送った。
お父さん、また来年ね~。
by masayama-chan | 2011-07-15 23:25 | Comments(4)
暑い中遠くまでお参りお疲れさまでした。
京都は8月です。
今年はうちも初盆なのでちゃんとしなくてはと思っています。
新しい霊が迷子にならないようにお迎えに行く行事とかもあるのです。
お迎えして大文字の送り火でお帰りになります。
お母様の洋服、そういえば見たことがありますね。いつもながら背筋が伸びてピンとしていていい姿勢ね。当分、あちらの世界からはお呼びが来ないと思いますよ。
東京に来てからは、迎え火や送り火を焚いているお宅は、あまり目にしませんね。
この日も、玄関先で焚いていたら、子供たちが、「何やってるの?」と、不思議そうな顔をして通りすぎていきました。
さとさんとこは、初盆なんですね。
お母さまの霊が、迷うことなく帰ってこられますように。
ちなみに、夫の実家は仏教ではないので、お盆の行事はないそうです。
この服、見覚えがあります?(笑)
軽くて、涼しくて、シワにならなくて、とても着易いらしいです。
「服は沢山あるんだけど、どうしても着やすいのばかり着てしまう」と、母は申しております(笑)