神保町でセミナー
2011年 10月 30日
「パリ、神保町―読書を楽しむ二都物語」と名打った、読売新聞社主管の特別セミナーだ。
仏文学者・鹿島茂氏と、作家・平野啓一郎氏の講演が30分ずつ。
そのあと、ふたりのトークセッションが一時間ほど。
鹿島氏は、愛読書?婦人公論のエッセイで私にはお馴染みで、どんな方なのかな~と思っていたけど、洒脱な文章から想像するよりは真面目な印象。
仏文学者にして、大学教授だもんね。
一方の平野啓一郎氏は、黒いパーカーに、カーゴパンツ。
家でくつろいでいたそのままの格好で、ヒョイとやってきた感じだ。
講演の内容も、少年の成長の軌跡を聞かせて面白かった。
あの難解な芥川賞受賞作から連想する文学青年のイメージはなく、メディアを通じて拝見するより、ずっとフツーっぽくさわやかな印象。
いや、このフツーっぽさが、けっこう計算ずくかもね。
トークセッションは、ちょっと残念だった。
某女性教授の司会進行が、なんかぎこちなくて、ちっとも盛り上らなかったのよね。
もう少し突っ込んだ面白い対話が聞きたかったのけど、消化不良。
タダから、まぁいいか(苦笑)
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今日は、届けるものがあって、娘の家に行った。
お洒落な表札がつけられ、ベランダには洗濯物が翻り、人の住む家っぽくなってきた。
玄関先には、こんなユニークな傘立てが。
あ~、なんて彼女っぽい傘立てだこと。
親が言うのもなんですが、娘をあえて一言でいうと、「ひょうきん者」です(笑)
by masayama-chan | 2011-10-30 23:01 | Comments(4)
平野さんは理系のセミナーでしたが、話し言葉は文章ほど難しくなく、たしかに普通っぽかったですね。
某女性教授って誰だろう?
こういうトークは司会進行によって面白くもつまらなくもなるんですよね。目立ちたがり屋だと話が台無しになるし、下手な司会ならいないほうがましですよね。
お嬢さんちの傘立て、面白いわ。若い人のところにいくと、私たちが使うものとは違うものがあって、おもしろいですよね。
おふたりの講演を聞いたことがあるのね。
司会は、この大学(K立女子大)の文学部の教授のよう。
品のいいインテリ女史って感じね。
事前の打ち合わせにすれ違いがあったのかな。
ふたりが推薦した3冊の本について、
「ご自分の著書を一冊選んでいただきたかったんですけど」
「いや、聞いてませんよ」
なんて、ウチワ揉め?をやっていた(笑)
でも、仏文学の格調高いトークを楽しんだ方もいるでしょうし、「残念」というのは、あくまで私の私見です。
ほんとうに、娘の使っているものを見て、「それ、なに?」って聞くことがよくあるわ。
私はこの頃トンとこういう催し物には縁が無くて知識不足が恥ずかしいわ。
としちゃんもマサさんもこういうの参加されるでしょう、すごいなぁと感心しています。
お嬢さんのお家の傘立て初めて見ました!
ユニークなデザインが目を引きますね。
玄関が楽しくなりそう♪
たきおんありがとうございました。
胸にジーンときました。
それにしてもマサさんの文章さりげなさの中にちゃんと優しさや労りの心を感じてさすがに巧いと思いました。
ユニークな傘立てには、思わず笑っちゃいました。
娘は、この傘立てそのものです(どうか、このコメントを娘が読みませんように)
さとさん、こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
今ごろの季節になると、どうしても思い出してしまいます。
でも、忘れずに心に留めておくことは、供養の一つのカタチかもしれませんね。