カルタゴの人々
2012年 03月 19日
会場は、丸の内線新宿御苑駅から5分ほどの、サンモールスタジオ。
会場といっても、小さなビルの地下にある、ビックリするくらい狭い空間だ。
コンクリートむき出しの階段にパイプ椅子がびっしり並べられ、その数80席?くらいかな。
満席の会場は、ちょっと息苦しいくらい。
目の前に展開する舞台は、廃墟のようなデリーの墓場。
そこにたむろする、心を病んだような男や女たち。
暗い過去に囚われ、生きているのか、死んでいるのかわからない虚ろな人々だ。
その墓場にひとりの男(いしだ壱成)があらわれ、舞台が動く。
芝居の内容は私にはレベルが高すぎて、消化不良ぎみ。
墓場に住む彼らは、死者なのか、亡霊なのか、現世の人間なのか、最後までわからなかった。
背景にあるのは、アイルランドで1972年に起きた「血の日曜日事件」
「血の日曜日」について勉強していけば、芝居の世界にもうちょっと入って行けたかもしれない。
主演のいしだ壱成は、カッコイイというより綺麗だった!
色白で痩身。そして、顔の、まぁなんとちっちゃいこと。そして、黒いタイツをはいた足の、細くて美しいこと。
そうです。彼の役はホモです。
でも私の目的は、いしだ壱成ではありません!
朗読のサークルで師と仰ぐ方が出演しているのだ。
そして、なんとなんと、その先生が、ホモの壱成とkissする場面もあった。おぉ、神さま(笑)
来週サークルがあるのだけど、どんな感想を述べたらいいんだろう。
「先生、kissシーン、迫力ありました!」「エプロン姿、お似合いでした」なんてね。
ちなみに先生は、私より少し年上の紳士です~。
壱成さんへ、お父からの花束が届いていた。
by masayama-chan | 2012-03-19 23:20 | Comments(2)
なかなか見ものだったでしょうね。
マサさんの朗読教室もずっと続いていたのね。
いつかマサさんの舞台を拝見したいわ。
あの先生が、舞台でいしだ壱成とKISSしたり、エプロンをつけて女装したり。
恥ずかしいなんて気持ちが少しでもあったら、できませんよね。どれほどお芝居に真摯に向き合っていることでしょう。
朗読のサークルは続けているけど、ものすごくヘタです。なので、人前に出ることは永遠にないと思います(冷や汗)