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別れの歌   

春は旅立ちのとき。
別れは寂しいけど、新たな場所で、また新たな出会いが待っている。
でも、永遠の悲しい別れもある。

3日前の3月29日、お友達のお嬢さんが26歳の生涯を閉じられた。
そして今日は、都内某所で執り行われた「お別れの会」に行ってきた。

会では、大好きだったという嵐の曲が献奏され、スクリーンに故人の写真が写しだされた。
誕生から辿る写真は、病気と闘いながら懸命に生きた証しのよう。
献奏(ピアノ演奏)されたのは、故人のお姉さまだ。
宗教色を排した形式にとらわれない会は、悲しみの中にもご家族の温かさに満ちていた。
故人の若さにふさわしいお別れの会、といったら不謹慎でしょうか。

メールで訃報を知った時、「26歳の若さで」と、本人とご両親の無念さを思い涙がこぼれた。
でも、「お別れ会」に出席して感じたのは、短い生涯でも彼女は十分に生き切ったのではないか、いうことだ。
こんなことを私が言うのは、僭越かもしれません。
ご冥福を心からお祈りいたします。

by masayama-chan | 2012-04-01 21:16 | Comments(2)

Commented by としちゃん at 2012-04-02 21:07 x
マサさん、辛い思いをされたのね。

私は自分が23歳のころかしら、同じ年齢の男性と、一つ年上のいとこの男性を同じころに亡くしました。
二人とも海でおぼれて亡くなったのでした。
そのころはもちろん悲しかったけれど、親の気持ちまでは分かりませんでしたね。
自分が親になってみると、子供を亡くすというのがどれほど悲しい出来事であったのかが少しは分かったようになりました。
でもマサさんの言うように、若くして亡くなるのは、きっとその人の人生はそれで完成していたのかもしれませんね。
Commented by としちゃん(マサ) at 2012-04-03 16:25 x
本当に、子供を亡くすほど悲しいことは、この世にありませんよね。
幼い時に亡くすのもつらいけど、年齢が行けば行くほどその分思い出も多いわけで、また悲しみも深まりますしね。
私たちの年代で亡くなっても、親がまだ健在な方もいるわけで、その悲しみを思うと、私は母より前に逝くわけには絶対いかないわ。

とても温かいお別れ会でした。
精一杯頑張って人生を全うしたのでは、と思いましたね。

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