母の同窓会
2012年 04月 16日
「これが最後だと思うから、どうしても出たい」という母を、夫の運転する車で会場まで送って行った。
母の故郷は静岡県袋井市岡崎。
お茶畑が広がる、のどかな集落だ。
母の実家はお茶農家で、その昔、母はかわいい(自称)茶摘み娘だったらしい。
行く途中、東名のSAで。
いつになく、めかし込んでいた(笑)
会場は、母の実家の近く。
看板も表札もなく、フツーのおうちみたい。
「こんにちは」と、ためらうこともなく、母は中に入っていった。
あとで母に聞くと、出席者は男性11人、女性11人とか。
同窓生は全部で25人だと言うが、まさか!
母の歳(85歳)で、そんなに出席率がいいわけないでしょ。
まぁ、気候は温暖で、緑豊か。のどかな村だから、ご長寿の方が多くても不思議ではないのかもしれないけど。
かなり早く着いたので、会場に行く前に母の実家に立ち寄った。
叔父(母の弟)夫妻、いとこ(叔父の息子)夫妻、いとこの子供、いとこの孫(叔父のひ孫)の4世代で迎えたくれた。
近くに住む叔母(母の妹)も、駆けつけた。
私が母の実家を訪れるのは、祖父が亡くなった高校生のとき以来だ。
家も、周りの景色もすっかり様変わりしていて、記憶に残る風景はひとつもない。
短い滞在だったけど、叔父一家はとても喜んでくれた。
そして、帰るときにはお土産をどっさり~。
高級そうなメロン、掘りたてのタケノコ、お茶、新タマネギ、等々。
景色は変わっても、人の温かさは変わらない。
by masayama-chan | 2012-04-16 18:39 | Comments(6)
姿勢もびしっとしているし、肌も白いし、着物も素敵です。
きっと同窓会仲間ではいちばんのべっぴんさんだったでしょうね。
お母様の思いが叶ってよかったわね。
こういう親孝行ができるというのは、なかなかないと思うわよ。
他の方は、カーディガンにズボンといったラフな服装で、和服は母だけでしたね。どの着物や帯にしようか、ずいぶん迷ったそうですけど。
気合を入れてお洒落していくのも、元気な証拠ですね。
おきれいで姿勢が良くて、左足を少し前に出された立ち姿も、後姿まで本当に素晴らしい!
マサさんのブログにコメントされていらっしゃる方々はおそらく私よりほんの少し先輩だと思いますが、皆さん揃ってとっても魅力的な方々といつも憧れをもって拝読させて頂いてます。
そしてお母様はその先陣を切っておられ、歳を重ねることの素敵さに勇気を貰っています。
若々しく、そしてユーモア溢れるお母様の近況をこれからも楽しみにしています。
母のことを、そんなふうに誉めてくださってありがとうございます。
確かに姿勢はいいけど、女優みたいとは言い過ぎです(笑)
そうなんですよ。母はさておき(苦笑)、ブログの仲間の方々は、みなとっても素敵!
お仕事を持っていて多忙にもかかわらず、いろいろなことに挑戦し人生を楽しんでいますよね。パワフルで前向きで魅力的です。
そうおっしゃる新米さんも、温かさに満ちたコメンの文面からして、とっても素敵な方です♪
同窓会というのは女性は特に一番頑張る?みたい(笑)
うちのサロンでも同窓会が何ヶ月後にあるというとそれに向かってすごくお手入れをされますよ。
女性はいつまでも美しくいたいものですね。
でも、わかる気がする。外見(雰囲気や装い)からでも、歩んできた人生が透けてみえるものだから。
母は、同窓会の翌日には、老人会の一泊旅行に出かけました。遅くまでカラオケで騒いで、どうやらこっちの方が楽しかったみたい。
同窓会は気合いを入れ過ぎて、疲れたんじゃないかしら(笑)