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忠犬ハチ公・最後の写真   

渋谷区郷土博物館・文学館で、忠犬ハチ公の最後の写真が公開されているとあって、昨日行ってきた。
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最後となった写真は、ハチ公が死んだ1935年3月8日、渋谷駅の手荷物室で撮影されたもの。
写真を提供されたのは杉並区在住の女性で、当時父親が駅員をしていたらしい。
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ハチ公はこの日、渋谷川の橋近くで冷たくなっていたところを発見され、駅に運び込まれた。享年11歳。
亡くなった主人を迎えに、駅に足を運ぶ姿は朝日新聞でも報じられ、 その存在は既に有名になっていたという。
それにしては、哀れな最期だ。
いや、忠犬としての生を全うし、思い残すことのない犬生だったのだろうか。

告別式の写真もあったが、花輪がいくつも飾られ、弔問客でごったがえす盛大な式だった。


        ハチ公の写真。
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現在では、強面?の秋田犬がリードも付けずに渋谷駅に人待ち顔でいたら、都の職員によって即捕獲となるでしょう。
思えば、なんとものんびりした時代でしたね。



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渋谷区郷土博物館は、思ったより小さな建物で、人影も少なくひっそりしていた。








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渋谷駅で、間違って乗ったハチ公バス。










途中で路線が違うことに気付いたが、循環バスなのでそのまま乗っていた。
表参道、原宿、代々木、千駄ヶ谷を回って、渋谷に戻るまでにかかった時間は、なんと1時間40分超!!名古屋か!(苦笑)
まぁ、お洒落な街を車窓より、たった100円で観光したと思えばいいか。
そう、確かに、楽しかった!

by masayama-chan | 2012-07-04 17:16 | Comments(2)

Commented by としちゃん at 2012-07-04 20:34 x
西暦1935年といえば、昭和10年かしら。
そのころの渋谷は今とは違ってのどかなところだったかもしれないわね。
渋谷にも郷土博物館というのがあるのですね。
郷土というのが、なんだか妙な感じだけど。
ハチ公の姿を見て、マサさんはウルウルしたんじゃないかしら?

循環バスで都内見学をしたのは、楽しかったでしょうね。
ハチ公バスなんていうのは知らなかったわ。
私もこんど暇なときに乗ってみようかしら。
Commented by マサ at 2012-07-05 18:28 x
都内見学をするつもりは全くなく、間違えて乗っちゃっただけなんですけどね(笑)
ハチ公バスはいくつか系統があって、郷土博物館へいくバスは別のハチ公バスだったの。
お年寄りの方がけっこう乗ってきて、立ったり座ったり忙しかったわ。
「楽しかった」と負け惜しみを言ったけど、実を言えばゆったり観光っていう気分でもなかったわね(苦笑)

ハチ公は、私にとって、まさお君ほど近い存在ではなくて、雲の上の人、ではなく犬ですね。

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