「ドビュッシー、音楽と藝術」
2012年 10月 02日
「ドビュッシー、音楽と藝術 印象派と象徴派のあいだで」
を鑑賞に出かけた。
ブリジストン美術館は、東京駅八重洲中央口から徒歩5分ほどのところにある。
私にしては、珍しく迷わないで行けました(笑)
「ドビュッシーって、作曲家じゃなかったっけ?」と、思うでしょ。
でも、ドビュッシーの描いた画を展示したものでは、もちろんありません。
「ドビュッシーが生きた時代には、音楽や美術、文学、舞台芸術が、互いに影響し合い、時に共同で作品をつくり上げた。
本展はドビュッシーと印象派や象徴派、さらにはジャポニスム等の関係に焦点をあて、19世紀フランス美術の新たな魅力をご紹介するもの」とか。
なかなか、面白い切口ですこと。
音楽、美術、文学など、様々な芸術は、その影響を互いに受け、そして与えるものなんだろう。
ドビュッシーの曲が流れ、さわやかな樹木の香りが漂う館内。
それほど混んではなく、ゆっくりと鑑賞できた。
素晴らしい絵がたくさんあったが、中でも「モーリス・ドニ」の絵に魅かれた。
どこに?とは、うまく言えないけど、心の奥底に深く入り込む感じ。
美術館を出た後、「せっかくここまで来たのだから」と、復元した話題の東京駅を一目見て帰ることにした。
でも、はて?どうやって行けばいいのやら?
駅に戻る途中に交番があったので、勇気を出して聞いてみた。
「あの~、すみません。え~と、東京駅の見える方には、どうやっていけばいいんでしょうか」
お巡りさんは、一瞬キョトンとした顔をして、「東京駅はすぐそこですよ」
それはわかってるんだけど。
私は、八重洲口ではなく、レンガの東京駅へ行きたいんです!
<続く>
by masayama-chan | 2012-10-02 23:17 | Comments(4)
このころの絵画はかなり日本の浮世絵などの影響も受けていたということですよ。実際はどうでしたか?
レトロ東京駅、私も行ってみたい!
たどり着けましたか?
私は絵はよくわからないけど、教科書や写真でしか見たことのない名画を、目の前で鑑賞するのは楽しいものよね。
ドビュッシーは日本の絵画にかなりの関心を抱いていて、部屋にも飾ってあったそうです。
レトロ東京駅、なんとかたどり着けましたよ(苦笑)