清須会議
2013年 11月 20日
監督初の時代劇だ。
織田信長亡き後、織田家後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家や羽柴秀吉らが清須に集う。
歴史に疎い私は、この「清須会議」なるものを知らなかったが、「歴史が動いた」と言われるほどの会議だそうだ。
清須会議の出席者は4人。
柴田勝家(役所広司)、羽柴秀吉(大泉洋)、丹羽長秀(小日向文世)、池田恒與(佐藤浩市)
武将たちの駆け引きは、役者たちの演技の見せ所でもある。
演技派揃いだが、中でも秀吉役の大泉洋が魅せる。まぁ、なんともしたたかなことよ。
ただ、「THE有頂天ホテル」や「ザ・マジックアワー」のようには笑えなかった。
館内からも笑い声はほとんど聞こえない。
思いっきり笑いたくて映画館に足を運ぶと、肩透かしを食らう。
そういう意味では不完全燃焼だったが、「清須会議とは、こういうものだったのか」と歴史を学ぶ意味なら、悪くない。
一番印象的だったのが、女優のメイク。
白塗りの顔にお歯黒。磨り落とした眉。一瞬ドキッとする。
鈴木京香のお市さま(凄みに圧倒されます)
剛力彩芽の松姫(役者揃いの中で素人っぽい演技が際立っていました)
by masayama-chan | 2013-11-20 16:17 | 映画三昧 | Comments(2)
大泉洋がいい、というのは映画評でもありましたね。私もあの人好きですね。秀吉役がぴったりかもね。
大泉洋は、秀吉にぴったりでしたね。陽気でひょうきんものだけど、野心に満ちたしたたかさも見事に醸し出していました。
三谷幸喜はキャスティングにあたって、大泉洋の、明るさの中にふっと見せる暗さに着目したそうです。