上野の森で「神品至宝」の鑑賞
2014年 08月 09日
炎天下を歩きたくないのもあるが、留守番の老犬が心配だからでもある。
台風が近づきつつある昨日、曇予報を見て、思い切って出かけた。
東京国立博物館で開催中の、特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」
を観るために。
展示されているのは、「台北 國立故宮博物院」が収蔵する代表的な作品たち。
東京国立博物館
紫檀多寳格(したんたほうかく)
この箱の中に、30個の宝物が入っている。
おもちゃ箱のようで、楽しい。
(写真は東京国立博物館特別展のHPからお借りしました)
藍地描金粉彩游魚文回轉瓶(らんじびょうきんふんさいゆうぎょもんかいてんへい)
頸のところを回すと、金魚が泳いでいるように見えるのだとか。
人與熊(人と熊)
人と熊が相撲をとっているかのよう。
微笑ましい。
魅せられたものは他にも沢山あったが、私が一番見たかったものが見当たらない。
それは、これ。翠玉白菜(すいぎょくはくさい)
これを観たくて、出かけたのだ。
「見落としたのかも」と思って、会場内をキョロキョロウロウロ。
そして、出品リストを確認して、思わず唸った。
そこには「6月24日~7月7日 本館特別5室にて展示」とあるではないか。
ガ~ン。ショック。
「あんまりだわ」と思ったが、よく見ればチケットにも書いてあったのに確認しなかった私も私だ。
娘にまた、「お母さんはどうしてそんなに迂闊なの」と言われるだろう。
by masayama-chan | 2014-08-09 22:59 | Comments(2)
私は実物を台北で見ましたが、すごく小さいのよ。えーっ、こんなに、と思うほどでしたよ。
台北の故宮博物館はあまりに広すぎて、歩くだけで疲れました。
上野はエキスだけが展示されているから、そのほうがいいかもね。
暑い夏の日、素敵なものを見られてよかったわね。
台北の故宮博物館にしてみれば、目玉の美術品をそうそう長く貸し出すわけにはいかないからかしら。
娘も台湾旅行をしたとき白菜を見たそうですが、「私は豚の角煮のほうがよかった」と言ってます。
としちゃんのようにフットワークがよくないのですが、思い切って行ってよかったわ。
思い立ったら吉日、ね。