七回忌
2014年 09月 20日
お寺は、ひっそりと閑静な佇まい。
法要が営まれた部屋。
七回忌とあって、少し肩の力が抜けたというか、緩やかな法要だった。
母は、お墓に何やら話かけていた。
私たちには内緒の話?らしい。
庭の、おそうじ小僧。
法要では住職が、この「おそうじ小僧」の話をされた。
小僧は、「シュリハンドク」という名のお釈迦様の弟子。物覚えが悪く、自分の名前さえ忘れてしまうほど。
そんな弟子にお釈迦様は「掃除を頑張りなさい」と諭す。
来る日も来る日も徹底して掃除に励むシュリハンドク。
そして、ついに悟りを開くのだ。
「大事なのは、心のチリを払いアカを除くことだ」と。
高僧となったシュリハンドクの原点は、愚直さではないだろうか。
「七回忌からは家族だけで」と思っていたが、今回も叔父と叔母が来てくれた。
そして、法要を終えた後は皆で食事を楽しんだ。
叔母2人は、病気知らずで元気そのもの。中でも口が一番元気(笑)
彼女たちにとって、私は今でも、内気でぼんやりした「〇ぁちゃん」だ。
帰り道。新東名の駿河湾沼津SAで。
SAを出たあと、ちょっとウトウトしていたら、えっ?高尾山?
厚木インターで東名から圏央道に入ったのだ。
いつもより、帰り道は早かった。
by masayama-chan | 2014-09-20 21:04 | Comments(4)
お寺さんではよいお話を聞けましたね。
なんだかグッとくるお話ですね。
浜松までは車で往復だとかなり近いのかしら。
新東名高速は、SAもおしゃれな感じがしますね。
住職からはひとつ賢くなる話を伺い、久々にお会いした叔母たちからはパワーをもらいました。
この日は道路が空いていたので、往復ともに3時間くらいでした。
新東名のSAは開業当初はけっこう話題になりましたね。
駿河湾沼津SAの前で、左にちょこっと写っているのは娘です。
幾つかお土産を買っていました。ドッグランにも興味があったようです。
母は、体は元気だけど視力がかなり落ちてきています。暗いところは一人で歩けないみたい。
十三回忌までは自分がやると言っていますが、どうなりますことやら。
でも、そういう目標というか使命感を持つのは大切なことですよね。