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「韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.7」   

昨日の日曜日、三軒茶屋のシアタートラムで演劇を鑑賞した。
内容は、日韓演劇交流センター主催の「韓国現代戯曲ドラマリーディング」の第7弾。
3人の韓国人劇作家の作品のリーディングで、その中の一つ「アリバイ年代記」を観た(?聴いた?)

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韓国人劇作家の作品で舞台も韓国だが、演出や俳優は日本人だ。
作家自身と父親、その家族の歴史を淡々と描いたドキュメンタリー風の戯曲である。
作家の父親は、1930年代に大阪で生まれ、のちに韓国に戻り定年まで高校で教師を務めた。
韓国の現代史を描き、多分に社会的、政治的な作品だ。

俳優は台本を手に舞台に立ち、主役の2人を除き、一人で何役も演じる。
動きはなく、いわゆる朗読だ。
実は我が朗読の師!も出演していて、なんと6役も務めていた。
どうやって気持ちを切り替えて、演じるのだろう。

観終わって思ったのは、隣国の韓国のことを私はよく知らないということだ。
日本の植民地時代、そして南北戦争を経て今に至る韓国の現代史を、ほんの少しだけ学んだ気がする。



「シアタートラム」は、世田谷線三軒茶屋駅に隣接している。
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入口。
200席ほどの劇場だが、傾斜のある客席で見やすかった。
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by masayama-chan | 2015-01-19 21:00 | Comments(0)

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