続く介護生活
2015年 03月 03日
今は、ほとんど寝たきり。
水も食事も全く受け付けない。
一日おきの点滴と、強制食でなんとか命を繋いでいる。
点滴は一度に2本。1000mlを皮下に注入する。
特別療法食、AD缶。
自主的には食べないので、シリンジで少しずつ口中に注入する。
これが結構難しい。そして、とても時間がかかる。
1日4缶が理想だが、とてもとても。1日かかっても無理だ。
「ごめんね、ごめんね」と言いながら、無理やりシリンジを口に入れる。
少しでもいい状態を保って欲しいと思う一方で、「こんなこと、嫌だよね。もう十分頑張ったもんね」と気持ちが揺れる。
でも、愛犬の介護を精一杯頑張っている娘を見ていると、「弱気じゃダメだ」と自分に言い聞かせる。
娘は毎夜、チェリーの横で仮眠し、出勤前に点滴と投薬、帰宅後は強制食、投薬、強制食と、睡眠時間を削って世話している。
強制食には薬を混ぜることから、投薬と一時間以上の間隔を置いて与えなければならないので悩ましい。
by masayama-chan | 2015-03-03 17:15 | Comments(4)
少しでも食べ物を口にしてくれるといいわね。
皆さんの愛情に包まれて見守られていることを、
きっと分かっていると思うわ。
今日母がお見舞いに来てくれたのだけど、私がシリンダーで療養食を注入するのを見ていて、「可哀そうだからやめなさいよ。ここまできたらもう自然にまかせなさい。それがチェリーのためだよ」と説教するのよ。
母の言い分も間違ってはいないと思うけど、娘が頑張っているから私もできることはするつもり。
母は、「私のときは延命治療はしないでね」と言い残して帰って行きました。
娘さんも、がんばっているのね。小さい頃から面倒をみてきたので、自分の知識をチェリーちゃんのために注げるのは、獣医さん冥利につきるのではないでしょうか。
そして、マサさんの母上は、ほんとうにしっかりして、自立した方ですね。すごいわ。
娘がいなかったら、家でこれだけの対応は出来なかったと思います。
でも、この状態が長引くと彼女が疲弊してしまうのではと心配にもなりますね。
最後までやれることはすべてやる姿勢の娘と、「十分長く生きたのだから、かわいそうなこと(治療)はもうしないで。自然にまかせなさい」という母とでは、意見は対立します。
母は「私のときは延命治療はしないで」と言うので、「文章に残しておいて」と頼んでおきました(笑)