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プラド美術館展   

三菱一号館美術館で開催中の「プラド美術館展-スペイン宮廷 美への情熱」へ、昨日やっと出かけた。

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チケットを手に入れたのはだいぶ前の話。
「そのうち行こう」と思っているうちに、気づけば今月末で閉幕ではないか。
期間中に行けなくてチケットを無駄にしたことが何回もあるので、予定を変更して出かけた。

スペインの「プラド美術館」のコレクションのうち、15~19世紀の作品100点ほどが展示されている。
エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤといった巨匠の作品もあった。

印象的だったのは、ダーフィット・テニールス(2世)による「猿の画家」と「猿の彫刻家」。
人間社会を風刺しているようなユーモラスな絵だった。
あと、奇妙な動物や魚や爬虫類が何枚も描かれている、ヤン・ファン・ケッセル(1世)の「アジア」
なぜ「アジア」なのか、意味不明。アジアはそれほど奇怪か。

個人的には、惹かれる作品は少なかったような。
時代的に当然ながら、多くの作品が宗教色が濃い。
これは私の好みの問題だから、今回の美術館展が魅力的でないと言うつもりはありません。


三菱一号館美術館へは初めて行った。
地下鉄の出口から徒歩3分のところにあるから、さすがの私も迷わなかった。
レトロな外観がとってもお洒落な美術館である。
展示室は何室かあるが、それぞれが狭いので入場者が多いと混雑しそうだ。


中庭。入場はこちらから。
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おみやげに買ったクリアホルダー。
描かれているのは、アントン・ラファエル・メングス「マリア・ルイサ・デ・パルマ」

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by masayama-chan | 2016-01-27 17:03 | Comments(3)

Commented by としちゃん at 2016-01-28 07:53 x
この展覧会、ずいぶんと長い期間、やっていたのですね。私が出かけたのは去年の天皇誕生日だったかしら。
三菱一号館は小さなお部屋に区切られているので、掲げる作品によっては展示方法が難しいものもあるかもしれませんが、私は好きなところです。ただし夏などものすごく寒くて、困りますが。
Commented by masayama-chan at 2016-01-28 18:51
としちゃんへ(マサ)

としちゃんも行かれたんですね。
初めて行ったのだけど、素敵な美術館ですね。丸の内へ行くのって面倒だなって思ったのだけど、上野より便利ですね。
このあたりは日本を代表する近代的なビルが多いけど、レトロで重厚な建物もありますね。
Commented by desire_san at 2016-02-01 13:39
こんにちは。
私も『プラド美術館展』展を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。視覚的小さな作品が多かったですが、画家の個性が見事に表現された傑作も多く見られて良かったと思いました。

私は今回の『プラド美術館展』から特に印象に残った作品を選んで少し掘り下げて書いてみましたので、よろしかったら読んでいただけると嬉しいです。


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