「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦」
2016年 03月 15日
朝から冷たい雨が降っていたが、迷わずに家を出た。
というのも、昨日は特別なチケットでのみ入場可能な内覧会。
休館日のため、一般の入場者の姿はなく、ゆっくり鑑賞できる。
観てきた感想を一言でいうと、レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家ではなかった!??
鳥の飛翔・解剖学・建築・水力学等、ありとあらゆる研究を行った学者だ。
自然科学者であり、建築家であり、解剖学者である。発明家であり、工学博士?(鳥の飛翔を研究し飛行機を作ろうとした)でもある。
研究メモとでも言おうか、たくさんの手稿が展示されていた。
特筆すべきことは、手稿の多くが、「鏡文字」(右と左が反転し鏡に映して読める文字)で書かれている。
ダ・ヴィンチは左利きだったので、鏡文字を書くのは、そう難しくはなかったのだろう。
実は私も左利きで、母によると小学校に上がったころは鏡文字を書いていたそうだ。
私の場合は、親が心配して、右手で鉛筆を持つように矯正された。
たぶんダ・ヴィンチには、心配してくれる人がいなかったのでしょう(勝手な推察ですが)。
会場には、ダ・ヴィンチ自身の作品は多くなかった。
この展覧会の趣旨は、彼の絵を鑑賞することではなく、ダ・ヴィンチ自身を知ることである。
その中にあって、人気を集めていたのが、「糸巻きの聖母」
手の動きが研究し尽くされているようだ。
by masayama-chan | 2016-03-15 20:51 | Comments(4)
この記事のひとつまえの「恋人たち」の記事も拝見して思いましたが、ブログに自分の見聞きしたことをしっかり書き留めるのって、いいですね。記録として残るし、文章修行にもなりますし・・。私はフェイスブックですが、あれは写真がメインなので、長い文章書いても「友達」は殆ど読んでないみたいです(笑)。マサさんのブログ拝見していると、私も遅ればせながらブログにしようかな・・と思わされます。
そうなんですよ。私にとってブログは、個人的な日記みたいなもの。
「あれは、いつのことだっけ?」と記憶なあいまいなことでも、ブログを見るとわかるので便利です。
文章修業と言うほどでもないけど、今日は800字で書いてみようとか(笑)
フェイスブックを勧められたれたこともあったけど、記憶と記録を残しておきたいだけだから(ついでに文章修業、おまけに写真を撮るのはヘタ、スマホは持ってない)、ゆえにブログで十分かなと。
我が家は、夫も次女も左利きです。夫と私は字だけは右手で書きますが(矯正されたため)、次女はすべて左手です。
次女が中学校時代、左手で英文を書いていたら、「おぉ、カッコイイ」と先生がほめて下さったとか。
私たちの時代は右手で書くように矯正されたこともあったので、時代は変わったなぁと思ったものです。
「マネー・ショート」、観たいなぁと思っていたのですが、私も寝てしまうかも。
それでは、レオがオスカーを獲った作品を待つことにします。
レオさまの映画が待たれますね!「レヴェナンド」でしたっけ・・最近は映画館に行くと、これの予告を必ずやっているので、かれこれ4回くらい見たかしら・・?
もう、レオさまのセリフまで覚えちゃいました(笑、冗談)
映画っていいですよね~。 おやすみなさい。
私も『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦』展を見てきましたので、興味を持って読ませていただきました。
ダ・ヴィンチ展を見るといつもそうですが、ダ・ヴィンチの名画は1点しかなく、後はダ・ヴィンチに関する資料ばかり。「レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家ではなかった?鳥の飛翔・解剖学・建築・水力学等、ありとあらゆる研究を行った学者だったのか?」と思われるのも当然かと思います。しかし、今回の1点『糸巻きの聖母』は、傑作だと思いました。
私は完成した作品が20点にも満たないダ・ヴィンチが、なぜ術史上最も有名で最も偉大画家と言われているかについてダ・ヴィンチの『糸巻きの聖母』の魅力も含めて考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。トラックバックも大歓迎です。