人気ブログランキング | 話題のタグを見る

迎え火   

昨日(7月13日)の夕暮れ時、実家の玄関先で「迎え火」を焚いた。
霧雨が降っていたけど、マッチで火をつけたらあっという間に炎が立った。

迎え火_a0108328_1141134.jpg


先月末、父の遺骨は浜松の菩提寺から実家のすぐ近くの納骨堂に移された。
「おじいちゃん、近いからすぐ帰って来られるね」と母と笑いながら話したけど、実のところ魂はどこから帰ってくるのだろう。

通りがかった中学生の3人連れが、迎え火を焚く私たちの方を、怪訝な顔つきで眺めていた。
「迎え火」を知らないのでしょう。
私が子供のころ過ごした浜松ではよく見られた光景だったけど、東京ではあまり見かけませんね。

3日間、父の魂は母とゆっくり過ごすことでしょう。

by masayama-chan | 2016-07-14 11:06 | Comments(3)

Commented by としちゃん at 2016-07-14 20:40 x
私も子どものころは迎え火、送り火をしましたが
今は住居環境も違うので、行っている家は少ないかもしれませんね。
お父様が近くになったらから、すぐに帰ってくれるというのは
素敵ですね。今までは大変でだったことでしょう。
こちらの世界で、ゆっくりと過ごされるといいですね。
Commented by masayama-chan at 2016-07-15 13:29
としちゃんへ(マサ)

通りがかった子供たちには、大人が火遊びをしていると映ったたかしら(笑)

今日は「送り火」を焚く予定なのですが、雨がかなり激しく降っているのでどうかなぁ。小雨くらいならいいのだけど。
まぁ、明日でもいいですよね。その分長く父は母と一緒にいられるわけだから。



Commented by チヒロ at 2016-07-16 13:28 x
マサさん
こんにちは! 体調が戻って何よりでした! ビールを飲めるまで回復され安心しました。マサさんにとっては「ビールが美味しい」は、健康のバロメータみたいですものね(笑)
ほんと、とっても安心しましたよ~。同年齢だと(しつこい!)凄く気になりますもの~。

マサさんのご実家では、7月がお盆なのですね。迎え火ですか・・いいですね~。うちでは、超手抜きの迎え火、提灯にろうそくを入れてお墓で火をつけて持ち帰る(途中で火は消えるので、また帰宅して付け直し)のみです。マサさんのお家のような迎え火こそ、日本の心、かもしれませんね。
お父様も喜ばれ、マサさんと乾杯され、また戻られた頃でしょうか。。。
この夏もお元気で乗り切ってくださいね。

<< 夏まつり 腸炎 >>