市田邸
2017年 01月 13日
昨日、上野桜木の「市田邸」を訪れた。
上野駅から歩いて10分ほど。
東京藝術大学の近くに建つ、明治40年に建てられたという古民家だ。
この家の客間で、朗読を聴いた。
「谷中・・・和(なごみ)の語り」といい、「第7回したまち演劇祭in台東」の提携公演である。
プログラムは、3つからなる。
「江戸のある町」(森まゆみ)
「北の駅」(別役実)
「鼓くらべ」(山本周五郎)
出演は、我らが朗読の師、舞台を拝見したこともある女優さん、尺八演奏者の3人。
どれも、谷中、下町、江戸といった和の香りがする作品で、惹きこまれた。
名調子は、さすがにプロの俳優である。
尺八が、和の情緒をさらに深めた。
朗読が行われた部屋は床の間のある8畳間で、つづきの6畳間に椅子が所狭しと並べられた。40人も入れば、いっぱいだ。
障子越しに冬の陽射しが差し込む昼下がり、上野桜木で豊かな時間を過ごしたのだった。
by masayama-chan | 2017-01-13 16:08 | Comments(2)
明治のおうちなんですね。
こういうところで聴く朗読は、特別でしょうね。
マサさんにはきっとよい勉強となったでしょう。
私の父が住んでいた家も上野桜木町でした。
まぁ、お父さまはこのあたりにお住まいだったのですか。
では、としちゃんも、町の雰囲気はよくご存じですね。
谷中、根津界隈は不案内ですが、下町情緒が漂うところですね。
レベルが違いすぎて、勉強になったかどうか。
和の情緒は充分味わいましたが、その分寒かったわ(苦笑)