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ジャッキー   

火曜日、下高井戸シネマで、「ジャッキー/ファーストレディ最後の使命」を観た。


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19631122日、テキサス州ダラス。

第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディが、オープンカーでパレード中に銃弾に倒れた。

世界中を驚愕させた暗殺事件だ。

目の前で夫を殺された大統領の妻・ジャクリーン・ケネディ(愛称ジャッキー)の人生は、この日を境に一変する。

大統領の暗殺から葬儀までの4日間を、ファーストレディであったジャッキーの視点から描いた映画である。

愛する夫の死を悼む時間もないほど、さまざまな対応に追われる。

葬儀の段取り、ジョンソン副大統領の大統領就任式への出席、ホワイトハウスからの退去……。

直ちに新しい大統領が就任するのは仕方がないことだ。政治の空白は許されない。

ただ事件直後から、夫が「過去の人」となっていくことに、寂しさと憤りを覚えるジャッキー。

ファーストレディとしての最後の使命は、夫の名を後世に残すこと。

決意を胸に、葬儀の式次第にあたっては自らの考えを主張する。

「夫を人々の心に刻みつける。圧倒的な美しさで」

画面は、ジャッキーを演じるナタリー・ポートマンの独壇場。

悲しみ、憤り、不安や混乱……。鬼気迫るアップの連続だ。

知的で意志的な顔立ちは、本人によく似ている(気がする)

まぁ、ご本人よりははるかに美しいけど。

回想を絡ませたホワイトハウス内のシーンが多いだけに、「退屈」という人がいるかもしれない。

私には、当時のファッションや白黒テレビ時代のホワイトハウスが興味深かった。

ナタリー・ポートマンの迫真の演技や美貌ぶりも十分楽しめた。

ところで、暗殺事件の真相は解明されたんでしたっけ?
犯人だと思われたオズワルドも狙撃されしまうんですよね。撃ったのはジャック・ルビー。
私が知っているのは、ここまでです。


by masayama-chan | 2017-07-27 21:07 | 映画三昧 | Comments(0)

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