「ブリューゲル展」
2018年 03月 07日
昨日、東京都美術館で開催中の、「ブリューゲル展」へ行ってきた。
16世紀フランドル(現在のベルギー)を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世。
その2人の息子、孫、ひ孫まで、一族9人の画家の作品が展示されている。
宗教画、風景画、静物画など約100点。
サブタイトルは、「画家一族150年の系譜」
代々画家を輩出してきた一家は、素質を受け継いではきたのだろうが、絵を描くことは芸術というより家業に近かったのかも?
長男のピーテル2世には父親の作品の忠実な模倣作が多いが、これも親の業績を引き継いだということか(勝手な憶測です)
出展作品の中には、工房作や共作がたくさんあった。
工房作とは、画家が弟子たちに指示して描かせた作品。
弟子たちは親方(画家)の下絵にもとづいて描く。
一方、共作とは、複数の画家が共同してひとつの作品を描くこと。
例えば、一人が人物を描いて、一人は風景を描くみたいな。
それぞれ得意な部分を描けば絵としての完成度は上がるかもしれないが、ちょっとずるいというか(笑)
出展されているほとんどの作品がプライベート・コレクション(個人蔵)ということで、主催者側の御苦労も多かったことでしょう。
貴重な作品を鑑賞できたことに感謝ですね。
野外での婚礼の踊り
ピーテル・ブリューゲル2世(長男)
上野の森の交番
こんなお洒落な交番、いつからあったのかなぁ~。
(お巡りさんもお洒落では?と思ったが、そうでもなかった(;^ω^))
帰りは、上野駅構内(駅ナカ)のスープ屋さんで軽めのランチ。
お気に入りのオマール海老のビスク。
記念に買ったクリアファイル(A5)とマグネット。
by masayama-chan | 2018-03-07 16:36 | Comments(0)