「北の桜守」
2018年 04月 18日
昨日は、母を誘ってシアタス調布で「北の桜守」を観た。
母とふたりで映画を観るなんて、いったい何十年ぶりでしょうね。
スクリーンが11もあるシネコンに、「ここ映画館なの?」と驚いた様子。
小さな目(笑)をぱちくりさせていた。
吉永小百合120本目の出演作だという。
終戦により樺太から命からがらに引き上げ、やっとたどり着いた北海道網走で寒さや貧しさと戦いながら生き抜いた女性の物語だ。
主人公(江蓮てつ)には、もちろん吉永小百合。
夫役に阿部寛。息子は堺雅人。
吉永小百合さんは、相変わらず凛々しく美しかった。
2、30代から老年までを熱演している。
ただ、70歳を過ぎた小百合さんが、小学生の母親役を演じるのは、さすがに厳しいなぁという気がした。
ラストシーンでは年老いて白髪だが、無理に若作りした顔より、こちらの方がずっと素敵だった。
時おり舞台劇が展開されたりと、違和感を抱く個所は多少あったけど、最後はやはり泣けた。
生きることの過酷さと、それでも生き抜いた者の健気さに。
佐藤浩市が、主人公に想いを寄せる役で出演している。
洗練された役ではないが、やはりカッコよかった♪
観終わったあと母に感想を聞いたら、「補聴器を忘れてきたから、セリフが聞き取れなかった」ですと(T_T)
でも、「こう言ってるんじゃないかと想像しながら観ていたから、話はわかった」と。
まぁ、いいか(苦笑)
by masayama-chan | 2018-04-18 15:27 | 映画三昧 | Comments(0)