「理想の男性美・理想の身体」
2018年 07月 13日
昨日、上野の国立西洋美術館で開催中の
「ミケランジェロと理想の身体」を観てきた。
早朝、雨音で目が覚めて、急に思い立って出かけた。
美術展へ行くのは、平日の雨の日に限る。比較的、空いているから。
家を出るころには雨は上がっていたが、日が差していないぶん、外出は楽というもの。
今回の美術展のコンセプトは、「理想の男性美」である。
パンフには、「古代ギリシャ・ローマとルネサンスに追求された男性美・理想の身体を紹介する」とある。
目玉は、ミケランジェロの傑作2点。
<ダヴィテ=アポロ>と、<若い洗礼者ヨハネ>だ。
<ダヴィテ=アポロ>
「力強さと気品、躍動感と安らぎ、清らかさと色香-
その完全なる調和は、ミケランジェロが50代半ばを過ぎてようやくたどりついた美の境地」
古代彫刻の美を昇華させた傑作というが、肉付きがいいというか、わりと「ふくよか」である。
(だからどうなの?(笑))
ちなみに、子供の彫刻はどれも肉付きがよくぽっちゃりしている。
<プットーとガチョウ> Tラみたい(笑)
子供はぽっちゃり太っているのが当時の理想なのか。
まぁ、小さな子は太めの方が確かにかわいい。今も、昔も。
ちなみに現代 ボンレスハムみたい(笑)
(若き洗礼者ヨハネ>
スペイン内戦で破壊されたが、戦後残された14の石片(本来の姿の40%)から、長年にわたる修復作業でよみがえった。
40%からの復元は、困難を極めたことでしょう。
展示場内で唯一撮影が許されたラオコーン。
古代ギリシャ・ローマやルネサンス美術における理想の男性美を堪能できて、なかなか楽しい美術展だった。
でも、美の基準は時代と共に変わっていくのでしょう。
記念に買ったマグネット。
世界遺産の国立西洋美術館
by masayama-chan | 2018-07-13 15:35 | Comments(2)
名言ですね。
興味のある展示でも、長蛇の列を目の当たりにすると、入館前に既にすっかり体力を消耗してしまいます。
“理想の男性美”、、、に、えェ、うっとり見惚れたいです、ん?的を外れてますね、すみません。
ぽっちゃりした子供の彫刻からは、肌の柔らかさを感じ取りたいです。
異常な暑さに加え、そろそろ夏休み。
映像頼りで満足と、決め込みそうです。
マサさんのブログで予習、明日の日美で授業。
ミケランジェロのマグネットに笑みがこぼれ、暫し、辺りの湿度が何度か下がったようです。
ありがとうございました。
そうですね。
今日、「日曜美術館」で取り上げらたんですね。見逃したというか、普段見ることのない番組ですから気づきませんでした。
でも、日美を見た後に出かけた方が、きっと楽しめましたね。なにしろ、急に思いついたものですから。
マグネットは、これしかなかったのです。
冷蔵庫にコレクションしているので(笑)、もっとちゃんとしたのが欲しかったのですが。
写真(ボンレスハム)、追加しました(;^ω^)