「午前十時の映画祭9」
2018年 11月 07日
過去の傑作映画を、全国の映画館(東宝シネマズ系が多い)で一年間にわたって上映する「午前十時の映画祭」
すでに9回目を迎えたそうで、ラインアップには選りすぐりの名作が並んでいる。
1作品の上映期間は2週間が基本だ。
昨日は、近くの映画館で「ソフィーの選択」を観た。
1982年制作の作品である。
もうスクリーンで観ることは諦めていたから、ラッキー~♪
1947年。ニューヨーク・ブルックリン。
南部から出てきた作家志望の青年スティンゴは、同じアパートの住人と親しくなる。
ソフィーというポーランド女性と、生物学者のネイサンという男。
ソフィーとネイサンは恋人同士だが、2人はどこか危うい雰囲気を纏っていた。
ソフィーの腕にはアウシュビッツ強制収容所で焼き付けられた囚人番号の烙印があった。
ネイサンは製剤会社に勤めているというが、その言動はときに常軌を逸していた。
ソフィーが、これまで誰にも語ることのなかった過去。
それは、アウシュビッツ強制収容所で自らが行った選択だ。
母親として、これほど残酷な選択があるだろうか。自分の身に置き換えることなど、恐すぎてできない。
悲惨な結末だが、これしかなかったのかもしれない。
生き続けるには、ソフィーの過去はあまりにも残酷で重すぎた。
ソフィーの選択は、観る側にとっても、精神状態のいいときでないと直視できない。
ソフィー役のメリル・ストリープは、この作品でアカデミー主演女優賞を受賞した。
若くて、まだ十分きれいだった(^^;
観客は10人ほどで、採算がとれるのか気になった。
でも、この企画(「午前十時の映画祭」)はずっと継続して欲しいなぁ。
by masayama-chan | 2018-11-07 18:55 | 映画三昧 | Comments(4)
この映画、原作共話題になりましたものね。
36年前のメリル・ストリープ、綺麗でしたでしょう。
~年前と考えると、当時の自分は、、、と想うことが常となりました。
今日の様な雨の日は尚更です。
それにしても“ちょっとコンビニへ”感覚で映画を観られる住環境のマサ様、ホントに羨ましいです。
此処はコンビニ行くのも車で10分。ちっともコンビニではありません。トホホ🤣
12月は都合がついたら行きますね。頑張ってね。
メリル・ストリープを綺麗だと思ったことはあまりないのだけど、若かりし頃のこの映画では透明感があって美しかったですね。
でも、収容所でのスッピンメイクは、ちょっとコワかったです(^^;
ほんとに、ひょいと歩いて行けるところに映画館があるのは確かに恵まれていますね。
映画鑑賞を老後の楽しみにします(^-^;
のっこさん、久々のコメント、ありがとう♪
確かに、「万引き家族」を期待ほど面白くはなかったという人は、他にもいます。大きな賞を取った話題作なので、期待も大きかったのでしょう。まぁ、映画の好みは人それぞれです。
12月、無理をしないでね。そして、これこそ期待しないでね(^^;