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温泉と、凍傷と   

 久々に「深大寺温泉ゆかり」へ行った。
 正月休み明けのせいかしらね、いつになく空いてましたよ♪
 冬にしては暖かい木漏れ日の下、露天風呂にゆっくり浸かる。あ~あ~、極楽、極楽(^。^)y-.。o○

 ところで、温泉とは全然関係のない話なんだけど(というか真逆)、昨夜「NHKスペシャル」で伝説のクライマー夫婦の話を取り上げていた。
 著名な登山家であるご夫婦は、凍傷で手足の指を失っている。(確かね)妻が18本、夫が10本を。
 2、3年前に読んだ沢木耕太郎さんの「凍」を思い出した。そこに描かれていたのは、間違いなくこのご夫婦だ。
 本を読んだときは、すごくショックを受けたなぁ。凍傷で多くの指を失ったことではなく、事故を淡々と受け入れクライマーであり続けるご夫婦の生き方に。

 温泉に浸かりながら、昨夜見たテレビを、ぼんやり思い出していた。挑戦を続けるご夫婦に「なぜ?そこまで?」の問いかけと、「すごいなぁ」という感嘆を繰り返す。

 極楽露天風呂は、私をたまに「考える人」にさせる。これ、効用?

  空が青かった。               「ゆかり」の入り口
温泉と、凍傷と_a0108328_20443340.jpg温泉と、凍傷と_a0108328_20444756.jpg

by masayama-chan | 2008-01-08 20:51 | Comments(2)

Commented by 紅蓮 at 2008-01-09 06:44 x
私もその番組をみて以来、感嘆詞しか浮かびません。すごい!
妙子さんの年齢にもビックリ。と娘にいったら、10歳も年上だから?と娘が聞いたけど(笑)、私とたったの5歳しか年が離れていないから。
Commented by 紅蓮さんへ(マサ) at 2008-01-09 14:12 x
岸壁に登るのは、もちろんすごいのだけど、指を失った手で料理をこなしている姿にも、感動。人間の可能性に挑んでいる、って感じのご夫婦ですよね。
私は山とは無縁ですけど、紅蓮さんも山に登るときは何かに挑んでいる心境なのでしょうか。

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