コラムニストの毎日
2008年 03月 04日
今日の例会は、読売新聞論説委員のT内さんのお話。
T内さんは、読売朝刊1面の「編集手帳」の名コラムニスト。2001年7月から担当し、2000本近くを執筆されている。
一面のコラムは、社説ほど堅くなくサラッと読めてしまうが、そこには、どれほど広い知識と見聞、深い洞察力が潜んでいることだろう。やさしく温かい視点に、思わずホロッとすることもある。
かなり年配の大御所だと思っていたが、昭和30年生まれとのこと。意外と若い。
ユーモアを交えた裏話は楽しめた。どこか謙虚な人柄も感じられた。明日からの「編集手帳」が、さらに興味深いものになった。
最後に、今年の手帳の見開きに記した文章を披露してくれた。ある本からの書き写しらしいが、
「苦しみつつ、なお働け。安住を求めるな。この世は巡礼である」
苦労話は一切されなかったが、大新聞の一面のコラムを長年担当する大変さが、ひしひしと伝わってくるではないですか。
地下鉄大手町C3出口の階段に、こんな表示が。
何回も来ているけど、気づかなかったなぁ~。
by masayama-chan | 2008-03-04 22:21 | Comments(2)
「この世は巡礼である」とはすごいお言葉。
宗教者のようじゃないですか。
ここだけの話、「こだまの会」、今のところ、あまり馴染んでいないかも。でも、たまに興味を引く例会があるし、そのうち独特の雰囲気を楽しめるようになるかもしれないし(汗)