突然の別れ
2008年 03月 06日
Iさんには、夫のみならず娘や私も親しくしていただいた。
特に長女は、話し上手で楽しいIさんのファン。3分間に一回は笑わせてくれる。フィリッピンのセブ島でダイビングの店を営む彼のところへ、友人と遊びに行ったこともある。
先週の水曜夜にも、夫と娘は、Iさんと自由が丘で食事をした。私も誘われたけど、「今回はパスね」と断った。
特に用事があったわけではなかったのに。二度と会えなくなるなんて、そのときは夢にも思わなかったから。
亡くなる前の日、Iさんからマンゴのドライフルーツが送られてきた。
翌日、夫はIさんにお礼の電話をかけたという。でも、携帯電話は呼び出し音を鳴らし続けるだけだった。
その夜、娘から夫あてにメールがきた。
「充分に悲しんであげていい、と思う」
亡くなる前の日に送られてきた。
高級なお酒も、よくいただいた。
by masayama-chan | 2008-03-06 22:59 | Comments(7)
私も去年は父方の叔父と叔母を亡くしましたが、病気で入院生活も長かったので家族は覚悟ができていた感じです。
若くて突然というのは、残された家族のショックも大きいのではないかと思います。
ご主人もいいお友だちを亡くされて寂しいでしょうね。
ほんとうに、よくお酒を送ってくれたんですよ。本人は飲めなかったのに。しみじみいただきます。
話がとてもおもしろくて場を盛り上げるのが上手だったから、夫はとてもがっかりしていますね。「あんなヤツはもういない」と。
娘です。
Iさんは私にとっては第2の父のような存在で大好きでした。
私が結婚するときには絶対に相手を会わせようと思ってました。
それが叶わなくて本当に残念でなりません。
看護師として働き始めて私の病棟では年間50人近くの患者さんが亡くなっていきます。
人の死になれていく日々の中で、自分にとって大切な人を失ってみるとあらためて命の大切さを実感します。
だからこそ、亡くなる最期のときまでその人らしく生きられるような看護を考え続けていきたいと思っています。
Iさんに誉めてもらえるように頑張ります!
恥ずかしながら投稿してみました。
あなたさまのことはお母様からお聞きしています。看護婦さんとしてクリスマスの夜も働いていらっしゃるんですよね。
亡くなる人を見るのは辛いことでしょう。
ましてや今回は親しい方の突然のお別れ。信じられないことばかりでしょうね。
でも、あなたのお仕事のがんばりを、亡くなられた方もきっと見ていると思いますよ。どうぞこれからも、よい看護を目指してくださいね。
それとすてきな相棒を見つけてくださいね。(もういらっしゃるかもしれませんが)
見られてまずい文章はないか、探しちゃいましたよ。
Iさんの、あの笑顔、あの声、あのしぐさ、いつまでも私たちの胸にとどめおいあげることが、一番の供養かもしれませんね。