病院にて
2008年 07月 24日
87歳と高齢でもあり、心配なので、きのう近くのK病院へ行った。
食欲がないときに、何度か点滴してもらったことがあるので。
これまで、父が見てもらっていた消化器外科の医師は、辞めていた。(なぜだか、父の担当医が、次から次へと辞めていくのよ(涙))
昨日は、中年(たぶん)の女医さんだった。初めて、お目にかかる。
「う~ん、点滴ねぇ~。少しは食べられるの?ポカリスエットなら飲める?点滴するより、少しずつでも口からとるほうが、ずっといいんだけどな」
血液検査の結果を見ながら、いろいろ説明してくれた。
以前から貧血がひどい。それも、鉄欠乏性でないだけに、やっかいだ。
「前の先生は、潰瘍性出血があるかもしれないと、内視鏡検査をしたんですが」
「エッ、他の数値をみれば、貧血の原因が潰瘍性出血でないことぐらい、わかるんでしょうが」
「はぁ」
ヘモグロビン、白血球数、ヘアトクリット、血小板数……などの値について、すご~く詳しく説明してくれた。
心臓、肝臓、腎臓、?(あと忘れた)の動きについても。
気づくと、一時間近く経っていた。
私は、説明された内容の十分の一くらいしか覚えてないけど、耳の遠い母は99%理解できなかったかも(汗)
話をたくさん聞いたところで、結局、積極的な治療はなし。
「高齢になって、食欲が落ちるのは、自然なことなの。体の機能も低下してくるし。たくさん食べるには、それだけ心臓にも負担がかかるということだからね」
前の医師は、食欲がなければ点滴、貧血が重ければ輸血。
医師によって、ずいぶん対応が違うものなのね。
「だって、点滴は本人もおつらいでしょ」
そのとおりです、と涙が出そうになった。イヤがって、点滴の針を抜こうとするのが常だもの。
心臓やら肝臓やらに負担をかけないように、案外食べる量をコントロールしているのかもしれないね。
一時間近く、説明やらアドバイスを受けて、便秘の薬を2種類もらって、窓口に支払った金額は、180円!
この国の医療制度は、そう悪くはないのかもしれないなぁ。
アデニウムの花が、だいぶ開いた。
by masayama-chan | 2008-07-24 20:51 | Comments(6)
アデニウムっていうの?可憐な花ね。花も頑張っているんだ~(感動)
K病院は近いので助かっていますが、どうしてあんなに外来患者が少ないのでしょうね。一時間近く説明してくださったのも、待ってる患者がいなかったこともあるのでしょう。
これで経営が成り立っているんだろうかと、時どき心配になります。
それにしても、今日の暑さには参りました。といいながら、映画に行っちゃいました。「クラーマーズハイ」
堺雅人がよかったデス♪
ひょっこりさんは、○ーカス、もう行ったんでしたっけ?