クライマーズ・ハイ
2008年 07月 26日
昨日、強烈な暑さの中を、頑張って?映画を見に出かけた。
「クライマーズ・ハイ」
説明する必要もないと思うけど、山登りの映画じゃありませんよ。(山登りのシーンもあるけどネ)
23年前、群馬県御巣鷹山に日航機が墜落した。死亡者数520名、生存者4名。日本中に衝撃を与えた大惨事を、今も忘れるはずがない。
この映画は、未曾有の航空事故を追いかけた、地元(群馬)の新聞記者たちの物語。
異様な興奮状態に包まれた新聞社内の有様が、圧倒的なリアリティーで迫ってくる。
全国紙とのスクープ合戦、激高する議論、混乱、イラ立ち、焦り、プライド、嫉妬、対立……。現場だけでなく、記者たちにとっては社内も戦場だ。
「クライマーズハイ」とは、登山時に異常な興奮状態で恐怖心が麻痺してしまうことを指すらしい。
スクープを追いかける記者たちの心理状態にも、似たものがあるのだろうね。
追い詰められた状況の中で職務を遂行しようとする男たちの、なんてカッコイイこと。
心底、羨ましくなった。男に生まれ変わったら、私は新聞記者になる!
今年見た映画の中で一番に推してもいいはずが……。残念なのがラスト。
「父と息子の感動の再会!」とでも、いいましょうか。焦点がボケてしまった。
★★★★☆
堺雅人が、すご~くよかったので、☆ひとつ、おまけ♪
全権デスク役の堤真一。
NHKドラマでは、佐藤浩市が演じた。
佐藤浩市の方が、ずっとよかったな。なにが?と聞かれると困るけど、佐藤浩市だから(笑)
だいたい、全権デスクにして、このポロシャツ姿はどうなの。
県警キャップ役の堺雅人。辣腕記者役にピッタシ。
確か、ドラマでは大森南朗がやったのよね。大森南朗も悪くはなかったけど、彼はただ熱いだけだった。
堺雅人は、熱血漢にして、クールでもあるの。冷静で、知的。
今年のアカデミー最優秀助演男優賞に、私は決めました♪
by masayama-chan | 2008-07-26 23:31 | 映画三昧 | Comments(8)
原作はかなりややこしい親子関係と時代の流れが設定されていたのだけれど、映画だと新聞記者という側面を前面に押し出したのかな?
堺雅人、かっこいいでしょ。こうした役は、今まであまりなかったような気がするけど、熱血漢&クールな記者役がピッタリでした。時間が許せば、ぜひ、見てみて。
この映画みてみたいわ。山ばかりいっているので、なかなか映画館に行けないのだけど。
観にいってみます♪
時間の都合がつけば、見てね。山登りのシーンが、ところどころに出てきます。私など、「え~、なんでこんな危険なところに」って思ったのですが、紅蓮さんが見れば、また違った感想を持つことでしょう。
ふみさんのタイプではないような気もしますが、見てみてね。次のオフ会は、堺雅人で盛り上りましょう(笑)
ご主人、新聞記者だったのですか。初耳。きっと、颯爽とした辣腕記者だったんでしょうね。うん、ひょっこりさんが、憧れて、ついていった気持ちが、なんとなくわかるような。昭和(?平成)の、大ロマンデス♪