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初盆(新盆)   

父の初盆を迎え、なにやら忙しい。
昨日は、朝から仏壇の中のお掃除。
仏壇は買ってン十年経つようだが、「掃除なんて、一度もしたことない」と、母(驚)

ついでに、仏壇のある部屋も大掃除。翌日は、お坊さんが来るからね。
床の間には物(花瓶とか大皿とか、アイヌ人形とか木彫りの熊とか、種々雑多なもの)が溢れ、動かすだけでも、大変。
う~ん、すごいホコリ。お母さん、ここも一度も掃除したことないんじゃないの?(苦笑)

そして、今日の午後、お坊さんと親戚の方に来ていただき、にわか掃除した部屋で、初盆のセレモニーを無事終えた。

おりしも今日は、月命日。2ヵ月後には、一周忌を迎える。
月日が経つのは早いねぇ~、お父さん。

初盆(新盆)_a0108328_22525668.jpg


昨日は、玄関前で迎え火を炊いた。
煎餅の空きカンなどを使って、しょぼいかなぁ~。
でも、父は目がよかったから、灯をすぐに見つけて迷わずに来てくれるでしょう。

初盆(新盆)_a0108328_22591294.jpg

by masayama-chan | 2009-07-14 23:02 | Comments(12)

Commented by としちゃん at 2009-07-15 16:45 x
マサさんちは、きちんとお盆の行事をされて偉いわ。
ちゃんとお坊さんに来ていただいたのね。
お母さまのお名前にある百合の花もちゃんと飾って、お父様もきっと喜んでこの世に戻られるわよ。
お煎餅の空きカンもこういうときに役に立つね。
Commented by ふみ at 2009-07-15 19:59 x
そうでしたか。 ここよここに皆いるわよ、って迎え火を焚く。 切なくもあるけど、日本人がずっと持ってきた繊細な感性に気づく行事でもありますね。 お父様もきっとすぐに見つけてくださったことでしょう。
仏壇も仏壇のお部屋もキレイにしてあげて、五つ星クラスの居心地にきっと満足していらっしゃるわ。
Commented by としちゃんへ(マサ) at 2009-07-15 23:14 x
浜松の菩提寺の住職には来ていただけなかったので(この時期ムリよね)、同じ宗派のお坊さんに来てもらいました。
法要が終わったあと、冷たいものを出そうとしたのだけど、「次がありますので」と、急いで帰って行ったわ。母ったら、「稼ぎ時ですものね」なんて言うのよ(汗)
煎餅の空き缶ね、来年は、もうちょっとまともなモノにしようと思っているの。
Commented by ふみさんへ(マサ) at 2009-07-15 23:38 x
私ね、以前ふみさんに送ってもらったエッセイを思い出していたの。ふみさんのお友だちのエッセイで、若くして逝ったご主人の思いを綴った話。確か、迎え火を炊いて、「空から見えますか」みたいなシーンがあった。せつなくて涙が出そうになったのだけど、今回の父の場合、なかなか火がつかなくて、バタバタした。「こんな空き缶でいいの!」とか(苦笑)
でも、火は、不思議な力がありますね。今日は、送り火を炊いたのだけど、また天に帰っていくのだと思うと、ちょっと切なかったわ。
Commented by さと at 2009-07-17 16:23 x
今年は初盆なんですね。
京都ではお迎えに六道さんへ行くという慣わしがあります。そして新盆の家ははしごのような飾り物を買って仏壇の前に供えます。

京都は8月だけど東京は7月なんですね。
きっとお父様迷わずに帰ってらっしゃったと思いますよ。1年は早いでしょう。
大文字の送り火も寂しさを感じます。
送るというのは切ない感情がわきますね。
Commented by さとさんへ(マサ) at 2009-07-17 22:45 x
初盆の迎え方も、地方によってさまざまなのですね。母は、長い間暮した浜松方式で行なっています。送り火は普通16日に炊くそうですが、我が家は浜松方式で15日なんですよ。そういえば、葬儀の時も、この浜松方式で混乱しました(苦笑)

亡くなってからも、年に一度短い期間ですが帰ってきてくれると思うと、残されたものは救われますね。
「また、来年帰ってきてね~」と思いながら、送りました。
Commented by 真蘭 at 2009-07-17 23:54 x
「父は目が良いので、灯をすぐに見つけて迷わずに
来てくれるでしょう」 この文章に何度か尋ねてきながら
グッときてコメントできませんでした。

早いものですね。もう一周忌ですか。
お父上のいらっしゃらない生活に、お母様も大分馴れましたで
しょうか。

Commented by 新米 at 2009-07-18 21:28 x
マサさんがユーモア溢れる文章で サラッと書いていらっしゃるだけに、私も何だか切なくて、なんとコメントさせて頂けば良いのか迷いがありました。
私の父も今年の初め、持って後一週間と主治医にいわれ、漠然と今年は初盆か・・・という事が頭をよぎったこともあり(マサさん、ご安心を! 奇跡的な回復をみせて父は何とか持ち直しました。)何だか他人事と思えず、このブログにお邪魔しては皆さんのコメントを読ませて頂くだけ・・・の数日でした。
私の故郷、大分の臼杵煎餅の缶の話で"なつかしい"と書きこむのは余りにもおそまつだし・・・なんて一人考えておりました。

お父様、きっとマサさんがお母様をサポートされながら、初盆を迎えらたことを (勿論迷われる事なく帰ってこられて)近くで笑顔で見守られて満足されていらっしゃったことでしょう。
本当に良いご家族ですね。
Commented by ひょっこり  at 2009-07-18 22:24 x
 そう、マサさんのお家は新盆なのでしたね。 いろいろよぎるものもおありでしょう。 私もふみさまから教えてもらったGさんの「送り火」というエッセイすごくよく覚えてる。本当に心に響くエッセイで手元にとってあります。
 マサさんのお父様も空から見てるわよ。 で・・・越後の白杵煎餅か? あ~あ バタバタ手迷いおってと優しい笑顔を浮かべている
かも? 御写真 素敵なお父様ね。マサさんもお父さん子だったかしら?
Commented by 真蘭さんへ(マサ) at 2009-07-18 23:15 x
この歳になると、月日の経つのは、本当に早いですね。去年の今ごろはって、つい思ってしまいます。
母はすごく元気ですが、ここ2、3日は、「疲れた~」って言っています。初盆を終えて、気が抜けたのかも知れませんね。
とはいえ、お喋りは、ますます盛んで、留まることを知りません(笑)
Commented by 新米さんへ(マサ) at 2009-07-18 23:32 x
温かいコメントをありがとうございます。なんだかホロッとしてしまいました。
こうした法要を行なうたびに、今まで父がすべてを取り仕切っていたのだなぁ~と痛感します。母と私は、わからないことばかりなの。きっと、「お前たちは何やってんだ」と、父は苦笑していたことでしょう。

まぁ、大分は故郷なんですか。臼杵煎餅、大好きなんです。しょぼいなんて書いて、まずかったわね(汗)

お父さま、奇跡的に回復されて、本当によかったですね。真夏の暑さはこたえますので、大事にされて下さいね。
Commented by ひょっこりさんへ(マサ) at 2009-07-18 23:39 x
お父さんっ子だったかな。とにかく、父に叱られた記憶はひとつもないの。子供にも、自分にも甘い人だったわね。
父の写真を友だちに見せると、「画家ですか?」なんて言われた。絵は飛びっきり下手で、芸術的な面はまるでなかったのだけど。
酒飲みで、すごいヘビースモーカーで、楽しい人でしたね。酒飲みのところは、似てるって?(笑)

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