「サヨナライツカ」
2010年 02月 03日
バンコク、東京、25年の時を超え、あの一瞬が永遠の恋になる」(予告編)
辻仁成原作の、 「サヨナライツカ」
主演は、原作者夫人であり、スクリーンに久々に登場の中山美穂。
1975年、タイ・バンコク。
航空会社の社員・豊(西島秀俊)は、婚約者を東京に残してバンコク支社に赴任。
そこで妖艶な美女・沓子(中山美穂)と出会う。奔放で扇情的な沓子。
ホテルのスイートルームに住む謎めいた女と、将来を期待されるエリートサラリーマンとの運命的な恋。
濃厚なラブストーリーだ。
でも、ひょっこりさ~ん、安心して。心配するような場面は、そんなにないもん(笑)
妖艶で扇情的な役とはいえ、元トップアイドル・ミポリンにとって、これが限界なんでしょう。
25年後の東京。
航空会社のトップに上り詰めた豊。サラリーマンとして究極の勝ち組だ。
そして、地位も名誉も立派な家も得た今、切なく思い出すのは、手放した恋。沓子のこと。
ちょっと、勝手じゃありません?すべてを手中に入れたあと、捨てた女とよりを戻そうとするなんて。
西島さんだから、許すか(笑)
原作では泣けたけど、映画は泣けそうで泣けなかった。なぜだろうね。
男のずるさが見え隠れしたからかもしれない。
沓子に強烈に引かれながらも、婚約者を捨てる気も出世を棒に振る覚悟も、サラサラないのだ。
中山美穂は、同姓でもうっとりするほど美しい(注:演技はさておき)
対する、豊の貞淑な妻役・石田ゆり子も、負けてはいません。
清楚で知的で上品で、そのくせちょっとイヤ女を演じたら、彼女の右に出るものはいないと、前々から思っていた。
西島さんも素敵だけど、上司役の加藤雅也がカッコよかった~♪
沓子との関係を、さりげなく豊に忠告する。
「成功を収めるには長い時間がかかるが、堕ちるのは一瞬だ。賢い男は、道に迷わないものだ」
by masayama-chan | 2010-02-03 00:01 | 映画三昧 | Comments(14)
でも25年前という設定、あの中山美穂と西島さんが演じるの、どうでしたか? 出会いが25歳だとすると現在は50歳でしょ。うーーーむ。日本の俳優さんって海外の俳優に比べて、年の取り方が変だと感じることがあるのよね。昨日は「ゴールデンスランバー」を見たけれど、これは8年前くらいの話を織り交ぜて演じていたけれど、若い大学生役のシーンはちょいと無理がありましたね。
でもこの映画、バンコクが舞台なら見てみたいわ。
50代の役作りでは、西島さんは貫禄を出すために、かなり太ったのだとか。痩せたり太ったり、役者は大変だわ。
2人が再会して、食事をするシーンがあるのだけど、メニューを見るのに2人とも老眼鏡を取りだすの。さりげないシーンなんだけど、過ぎ去った年月の長さをうまく演出してるわね。
石田ゆり子は、眉とか手のシミとか、ディテールに結構こだわっている。
加藤雅也の老け役は、やりすぎで笑えた。
この方いつまでもきれいねぇ~
映画みたいなぁと思いながら1年が過ぎ去ります(泣)
この映画もラジオの解説で聞き行きたいなと思ったけど無理かな?
マサさんの解説が楽しみだわ!
これは見たほうがいいというのはぜひ教えてね。
中山美穂の滞在しているホテルは、きっとオリエンタルホテルだと思います。メナム川の側に建つ素敵なホテルです。 いまのバンコクは大都会でビックリしてしまうけど、75年ごろのBKKは何にもなかったけど、人情味溢れた素朴な街でした。
お母様、無事に退院されて本当に良かったですね!
ただ、話し方がちょっとね、岸恵子にならないように気をつけてね。ハハ、何言ってんだか(笑)
私がよかったと思う映画は、「どこが?!」と言う人が多いのよ。
でも、この映画はお奨めだわ。私たちにピッタリ?の究極のラブストーリーだから(笑)
そこのサマーセットモームというVIPルームに沓子(中山美穂)は、住んでいるの。信じられないくらいのゴージャスな暮らし。
1975年のバンコクがたくさん映しだされるので、当時のことをJunkoさんはきっと、なつかしく思い出されることでしょう。楽しめること、お約束します(いいのかな~)
観られたあと、感想などをお聞かせ願えれば嬉しいです。
無事退院してほっとしたけど、しばらく通院しなくてはいけないの。
今日も、これから病院へ行ってきます。
格式あるホテル、何年もの間、世界のVIPから最高のランクをもらっていたホテルでそうです。いまはどうなのか分かりませんが・・・・。
BKKで上映されたら絶対観に行きたいと思っています。
お母様暫く通院が必要とのこと、寒い時期なのでくれぐれもお大事に!
暑いBKKの気温を日本に送ってあげたいです。 BKKは12・1月が冬なのですが、連日34~36℃の暑さ、汗っかきの私はすぐに化粧が落ちてしまうので悲しいです。
これからが夏本番というのに・・・どうしましょう!(トホホ・・・・;;;)
「503」とか「604」じゃないところが秘密めいていて、物語をより甘美にしています。
この作品、タイトルからエンドロールに至るまで、すべてローマ字表示で、「どういうこと?」と思ったけど、実は韓国映画なんですって。意外でした。
こちらは、今日が立春。とはいえ、春とは名ばかりの、底冷えのする寒さ。私は肉がないわりには寒がりではないのですが、さすがに今夜は湯たんぽかな。
BKKの暑さを、分けて欲しいです。
昨日新宿に観に行ったのよ。ヤダ!可笑しい。スイッチ入る時が私とマサさんていっしょなのかしら? でも私の方がヒネて書いてた。ごめんなさい?うん?(*^_^*)
私、ひょっこりさんがいないか探したもの(笑)
私が観た府中のシネマは、ゴマシ○頭も、つるピ○頭もいなかったよ。男性は2人だけで、わりと若め。一番後ろの席でチェックしたから、間違いないわ。
何を話しているやら(苦笑)
終盤、すすり泣きが聞こえてきたけど、ひょっこりさん、泣けた?
涙腺の弱い私がどうして泣けなかったのか考えていたのだけど、運命的な恋といいながら、男のずるさが見え隠れしたからじゃないかと思うの。
そのこと、ブログに加筆した。いちいちそんなことをしなくてもいいのに、律儀なA型だもので(汗)
思い切って行っちゃおうか?
でも、受験生の子供を抱えながら、現実逃避の如くこの映画を観ている自分を客観的に見ている私もいて、一歩踏み出せない・・・なんて情けないですね。
感謝しているので親近感が、、、、、、
山中美穂さん、テレビのコマーシャルを見る限りでは
岸恵子さんを連想させますね。
またまた、小説が先か映画が先か 悩ましいわ。
「サヨナライツカ」を観ている場合じゃないですよね。いや逆に、母親がこれくらいの余裕でいたほうがいいかも。どっちだ!(苦笑)
知り合いに遭っても、なんの心配もいらない映画ですよ。
前川清に似ているなんて思うのは、日本中でたぶん私だけだから、安心してご覧になってくださいね。
岸恵子を連想するのは私だけかと思ったら、よかった、真蘭さんも。美女は似るんでしょうか。