人気ブログランキング |

2010年 08月 22日 ( 1 )   

「川の底からこんにちは」   

映画が始まると、いきなり腸内洗浄のシーン。
「エッ?これっていったいどんな映画?」
という心配は無用。とっても楽しい映画だった。

先週の金曜日に下高井戸シネマで観てきた。
「川の底からこんにちは」

ダラダラした日々を送るOLの佐和子(満島ひかり)
上京して5年、仕事は5つ目、彼氏も5人目。
「しょうがないですよね」が口癖の佐和子は、脱力系OLたちの中でも浮いた存在だ。
「私って、中の下の女なんですよ」
これも口癖だ。

そんな彼女の元に、父親の容態が悪いという知らせが届く。
訳あって故郷を飛び出した佐和子だが、田舎に戻り実家のしじみ工場を継ぐことに。

田舎に一緒についてきた男は、バツイチ&子持ち。
佐和子の旧友の誘いに簡単に乗ってしまうような、ろくでもない男だ。
でも、佐和子は言う。
「私だって、しょせん中の下の女なんですよ。こんなもんですよ」

ハハ。確かに「まぁ、そんなもんか」という気もする。

しじみ工場は倒産寸前。
父親は、余命いくばくもない。
古参のパートのおばちゃんたちはとことんきつく、ついてきた男は浮気に走る。

a0108328_15563034.jpg
そんな中で、佐和子は工場の立て直しを決意する。
前向きというとカッコいいけど、頑張るしか、しょうがないのだ。



どうってことのないストーリーだが、生きてることがいとおしくなるような映画だ。
なんでもないシーンに、ケラケラ笑ってばかりいた。
その湿ったおかしさは、言葉ではたぶん伝わらない。
「川の底からこんにちは」は、お腹の底から笑える映画だった。



a0108328_15525592.jpg
着替えをするパートのおばちゃんたち。
男がいたって、へっちゃらだい。

by masayama-chan | 2010-08-22 16:13 | 映画三昧 | Comments(4)